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ユニークな世界観とクオリティの高さに脱帽!下絵なしで作る「切り折り紙」の魅力

2023.03.01

芸術的なのにユーモラス!下絵なしで作る『切り折り紙』の世界観にハマる人が急増中

「切り折り紙」を知っていますか?

下絵なしで半分に折った紙をハサミで切り抜き、折ったり組んだりして立体的なモチーフを制作する技法です。子供の紙遊びとして人気ですが、工夫次第でかなり凝った作品も作ることができるためハマる大人も少なくないのだとか。

というわけで今回は、あるきっかけで切り折り紙をはじめ、7年間制作を続けるクリエイターさんの作品をご紹介します。

小さな春

ヤムシスワークスさんの切り折り紙作品2

春の訪れを感じさせるこちらの作品。絵本の1ページのようにほっこりしたシーンですが、一体どこからどこまでが紙でできたものかわかりますか?

答えは…

ヤムシスワークスさんの切り折り紙作品4

もちろん、全部です!

メインキャラクターのカエルくんはもちろん、カエルが腰かけている黄色いたんぽぽの花や、フワフワとした羽根を持つモンシロチョウ、ニョニョキと伸びるつくしんぼも、全て切り折り紙で制作されているのだとか。

こんな風にモノの形や質感まで紙だけで再現できるなんて驚きですよね。

ヤムシスワークスさんの切り折り紙作品3

地中からさりげなく顔を出すカエルのとぼけた表情にもご注目。

精巧なのに思わず笑顔になってしまう、ユニークな切り折り紙作品でした。

きっかけは子供との工作遊び

春を感じるカエルの切り折り紙の作者は「ヤムシスワークス@切り折り紙・ペーパークラフト作家(@yamshis_works)」さん。

小さな生き物が暮らす四季の風景などを切り折り紙で表現し、SNSにアップされているペーパークリエイターです。

ヤムシスワークスさんの切り折り紙作品5

技術やディティールはもちろん、ヤムシスワークスさんの作品の中で多くの人を惹きつけているのがそのユーモラスなキャラクターと世界観です。

ヤムシスワークスさんの切り折り紙作品1

どこか憎めないカエルくんたちが織りなす小さな物語は、見ているとほっこり癒されると人気に。「紙」という和を感じさせる題材は海外からの注目度も高く、SNSには海を越えたファンコメントも集まっています。

ヤムシスワークスさんの切り折り紙作品6

そんなヤムシスワークスさんに切り折り紙制作をはじめたきっかけについて尋ねてみたところ、こんなお答えをいただきました。

「私が切り折り紙と出会ったのは7年前、当時小学5年生だった息子が先にハマって夢中になっていたのがきっかけでした。難しい作品に挑戦している時に一緒に手伝ったり構造のアイデアを出したりしているうちに自分でも作ってみたくなり、いつの間にか私の方が夢中になっていきました。」(ヤムシスワークスさん)

息子さんに付き合う形で地元の文化祭に作品を出品した際、思いがけず多くの反響をいただいたことで、見てもらうことの喜びに目覚めたのだとか。

その後、SNSへの投稿を始め、作家としてのスタートを切ったヤムシスワークスさん。当初は一枚の紙を繋げたまま糊付け無しで作る「昆虫」作品がメインだったということですが、そのうちの「カマキリ」が海外のフォロワーさんの目に留まり、まさかの海外販売をすることになったのだそう。

「国内通販すらノウハウのない中でまさかの海外への販売は大変でしたが、とても有意義でした。カマキリばかり作っていた時期があり、一部のフォロワーさんからは“KAMAKIRI OTOKO”と呼ばれることもありました(笑)」(ヤムシスワークスさん)

現在のメインキャラクターとしてたびたび登場する「カエル」については、もともと思い入れがある生き物だったといいます。

「実は切り折り紙を始める以前からカエルが大好きで、過去には自宅で何種類も飼育し、繁殖までさせていたほどです。いつか自分らしいカエルを切り折り紙で作りたいと試行錯誤していましたが、虫に比べ切り折り紙との相性が悪く…長い間『これだ』といえる作り方を模索していました。」(ヤムシスワークスさん)

そんなある日、ふとカエルを擬人化したお遊び作品をSNSに投稿したところ、思いがけず大好評に。「なんだ、これでよかったのか!」と目の前の霞が晴れた感覚になったといいます。

「そこからはカエルがメインの作風になりました。もともと人を笑わせるのが好きなタチなので、アイデアは無限に溢れてきます。カエルは無表情な生き物ですが、それゆえにとてもシュールで面白い生き物です。桜やたんぽぽなど現実ではあまり見ることのできない組み合わせも冬眠しない紙のカエルなら可能です。」(ヤムシスワークスさん)

「カワイイ」だけでは言い表せない独特な世界観は、シュールな彼らの存在が為せる業だったのですね。

「頭の中に浮かんできた風景を、形にしていくのはとても楽しく、その世界観に興味や関心を持ってくれる方がたくさんいることにも驚いています。」(ヤムシスワークスさん)

と、自身の作品作りに対する思いについて語ってくれました。

■ヤムシスワークス@切り折り紙・ペーパークラフト作家(@yamshis_works)さん

紙を下絵無しで切り抜いて立体的にする『切り折り紙』で、花とカエルなど小さな生き物の暮らす小さな風景を作っています。

■ツイッター https://twitter.com/yamshis_works

■インスタグラム https://instagram.com/yamshis_works/

文/黒岩ヨシコ

編集/inox.

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