3月が近づき、暖かい日が増えてきた。春といえば花粉症。環境省から今春の花粉飛散量が過去10年間で最大になると発表されたこともあり、今年の春はさらに花粉症に悩む人が増えることだろう。
そこで花粉症に対する腸活の効果を浮き彫りにするために、健康管理をサポートする腸活アプリ「ウンログ」を運営するウンログはこのほど、同アプリユーザーの20~50代女性2,739名を対象に「花粉と腸活の意識調査」を実施し、その結果を発表した。
春に悩んでいる身体的な不調、「花粉症」が約6割で1位
春に悩んでいる身体的な不調を聞いたところ、1位は「花粉症」で約6割が回答。以下、2位「肌の乾燥」(55.9%)、3位「冷え性」(41.3%)、4位「肩こり」(37.1%)、5位「倦怠感」(32.8%)と続いた。
「腸活を通して花粉症の症状が改善したと感じたことはあるか」と質問したところ、「感じたことがある」が5.4%、「どちらかといえばある」が21.8%となり、およそ4人に1人が腸活で花粉症の症状が改善していることがわかった。
花粉症対策に効果的だと感じた腸活について聞くと、最も多かったのが「腸に良い菌(乳酸菌など)の摂取」(74.1%)で、続いて「腸に良い菌のえさとなる成分(オリゴ糖など)の摂取」(52.1%)となった。
良い菌(乳酸菌やビフィズス菌など)の摂取だけではなく、その菌の“えさ”となる成分(食物繊維やオリゴ糖など)の摂取も、花粉症対策として有効であると感じていることが明らかになった。
腸活によって花粉症の症状が改善したと感じたことがあると回答した人に、おやつでの腸活を意識しているかを聞いたところ、約4割が意識していると回答。
一方、花粉症の症状が改善していない人と比較して、その割合が多いことから、おやつでも腸活を意識している人ほど、花粉症が改善したと実感しやすい傾向にあることがわかった。
「日常においておやつ(間食)を食べる頻度」について尋ねると、おやつを週に1回以上食べる人は9割以上に達した。また、おやつを食べる人は多い一方で、おやつでの腸活を意識している人は少ないことも明らかになった。
「腸活の継続が難しいと感じる理由」について聞くと、第1位は「効果が感じられにくいから」で約6割が回答した。
また、「効果が感じられにくい」と回答した人の約4割は、「腸に良い菌のえさとなる成分の摂取」を行なっていないことがわかった。効果的な腸活には、良い菌の摂取に加えて、良い菌の“えさ”となる成分の摂取が重要かもしれない。
<調査概要>
監修者 :福田真嗣先生
実施期間 :2023年1月27日~2023年2月2日
調査方法 :インターネット調査
調査機関 :ウンログ株式会社(自社調査)
調査地域 :全国
調査対象 :ウンログアプリを利用している20~50代の女性
有効回答数:2,739名
出典元:ウンログ調べ
構成/こじへい