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PayPayブランド統一後のグループ経済圏が生むシナジー効果とユーザーに与えるメリット

2023.02.24

PayPayブランド統一によるシナジー効果

Zホールディングスグループの金融事業各社は、2020年秋にブランド統一を発表し、順次、会社名やサービス名がPayPayブランドに統一された。これにより、各サービスが『PayPay』のミニアプリとしてシームレスに連携。社名変更前の1週間と社名変更後の1週間では、PayPay銀行の個人口座申込みは約6.5倍に、個人ローンの申し込み数は約3.0倍に増加するなど、「ブランド統一による効果が現れている」と小笠原氏は言う。

金融事業各社が『PayPay』ブランドに統一。

金融事業各社の連携としては、PayPayカードの申し込み完了画面から、引き落とし銀行を選択する際に、PayPay銀行口座の開設を促したり、『Yahoo!ショッピング』で購入した新品家電製品の修理保険として、PayPay保険を提案するなどだ。PayPay保険ではこのほか『ヤフオク!』や『Yahoo!トラベル』などでもニーズに合ったシナリオ保険を提案する。

PayPayカードとPayPay銀行の連携。

現在、PayPayカードは有効会員が958万人、PayPay銀行は668万口座、PayPay証券はポイント運用者が800万人、PayPayほけんは累計加入件数が130万件と、着々と利用者や利用件数を増加している。

「金融事業各社が互いにクロスユースして、PayPayポイントの活用などにより、PayPayの基盤を拡大。新たなユーザーが金融ミニアプリからサービスを利用するサイクルを作り出していきたい」と、小笠原氏は金融事業の市場拡大について語る。

金融事業を柱にPayPayの収益市場を創出。

効率良いポイント経済圏の利用で生活防衛

2月17日の説明会では、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢氏による「ポイントを使いこなして生活防衛!」の講演も行なわれた。

ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢氏。

昨今の相次ぐ値上げに対して、風呂内氏はキャッシュレス決済によって得られるポイントの活用を提案する。キャッシュレス決済はポイントが獲得でき、記録が残ることで家計の改善を行なう時に、自分のお金の使い方をデータ化して振り返れる。その一方でどの決済サービスを使っていいかわからなかったり、使い過ぎてしまう心配がある。

風呂内氏はキャッシュレス決済を9つに分類し、「お金を使い過ぎる人は前払いや即払いだと家計管理がしやすいです。一般的に後払いの方がポイントの還元率は高くなりがちなので、毎月必要な固定費などを後払いにすると、ポイントを獲得しつつ使い過ぎる心配も防げます」と、キャッシュレス決済サービスの利用方法についてアドバイスする。

キャッシュレス決済サービスの特徴。

また、ポイントは分散させず、できるだけ少ないポイントに絞ることも提案。例えばソフトバンクユーザーの場合、『PayPayカード ゴールド』を契約し、『PayPay』であと払いを選択。5の付く日は『LOHACO』で買い物し、『PayPay』で決済するなどだ。

ポイントは同じグループのものに揃えるのがいい。

このようにキャッシュレス決済を活用して家計の流れを把握し、よく貯まるポイント経済圏のサービスに集約することで、効率的にお得を享受して家計防衛ができることを説明した。

PayPay
https://paypay.ne.jp/

取材・文/綿谷禎子

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