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デノンから15chのパワーアンプを搭載したフラッグシップAVアンプ「AVC-A1H」が登場

2023.03.01

デノンは、AVアンプの新フラッグモデルとして、15.4 ch AVサラウンドアンプ「AVC-A1H」を3月下旬に発売する。価格は990,000円。

「AVC-A1H」は、これまでの最上位モデル「AVC-X8500HA」やデノン創立110周年記念モデル「AVC-A110」を凌ぐ15.4chでのイマーシブオーディオ再生に対応したモデル。

現代デノンAVアンプの最高峰に相応しいクオリティと最大260W(6Ω、1kHz、THD 10%、1ch 駆動)の大出力を備えながら、一筐体に15chものパワーアンプを搭載するという非常に困難な課題を達成するために、パワーアンプ回路をチャンネル毎に個別の基板に独立させたモノリス・コンストラクション構成を採用。チャンネル間のクロストーク、振動による音質への影響を排除することにより、チャンネルセパレーションを極限まで高め、純度の高いリアルな音場再生を実現している。

また、増幅素子にはHi-Fiアンプの設計思想を踏襲した大電流タイプのパワートランジスタ「Denon High Current Transistor (DHCT)」を使用。

このDHCTをヒートシンク上に格子状にレイアウト、さらにヒーシンク全体をカバーする合計4mm厚の2枚の銅板によって放熱効率を高め、発熱が大きくなる大音量再生時であっても安定性の高いスピーカー駆動を実現。

パワーアンプを2ch増やしながらも筐体サイズの拡大は奥行16mmに抑え、従来のモデルからの置き換えも容易に行なうこと可能だ。

アンバランス(RCA)およびバランス(XLR)のサブウーハープリアウトをそれぞれ4系統装備しているのも特徴で、マニュアルでの設定に加え、Audyssey Sub EQ HTによる自動設定も可能。

4系統のサブウーハーすべてから同じ音を再生する「スタンダード」と各サブウーハーの近くにある「小」に設定されたスピーカーの低音を再生する「指向性」の2モードから選択することができる。

加えて、「ロスレスオーディオやイマーシブオーディオの真価を引き出し、ダビングステージに迫るサウンドをホームシアターで再現すること」というデノンのAVアンプが目指す理想を具現化するために、上級機にのみ搭載される「D.D.S.C.-HD32」「AL32 Processing Multi Channel」「クロック・ジッター・リデューサー」を搭載。

そして、すべてのデノン製品の音質チューニングを手がけるサウンドマスター山内慎一が音質担当エンジニアと共に、特に長い時間を費やしてパーツの品種や定数を検討し、プロトタイプによる入念な試聴を実施。

幾度にもおよぶパーツの変更や再設計を経て、解像度や細部の情報量、リアルな音像、圧倒的なダイナミックレンジ、そして一切の制約を感じさせない空間表現力など、あらゆるファクターにおいてA1の名を冠するにふさわしいサウンドクオリティへとまとめ上げた。

もちろん、最新3Dサラウンドフォーマットに対応しており、Dolby Atmos、DTS:X、MPEG-4 AACに加え、IMAX Enhanced、Auro-3D、およびMPEG-H 3D Audioをサポート。15chのアンプを内蔵しているため、単体で6chのハイトスピーカーを含むサラウンドシステムを構築することができる。

さらに、17chのスピーカーターミナルを装備しているため、8chのハイトスピーカーを接続して、再生する3Dオーディオフォーマットに合わせて自動的に切り替え、最適なスピーカーレイアウトで再生を行うことが可能(最大6chの同時再生に対応)。

プリアウトは17.4chを装備しており、プリアンプと内蔵アンプを切り離す「プリアンプモード」を使用すれば、内蔵アンプの動作の影響を受けない純度の高い音声信号を外部パワーアンプに出力することができる。

なお、プリアンプモードは全チャンネルを一括で切り替えられるだけでなく、チャンネルごとに個別に設定することも可能だ。

8Kにも対応し、HDMI 7入力/3出力のうち7入力/2出力が、最大40Gbpsの8K/60Hz、4K/120Hz映像信号のパススルーに対応。HDR(ハイダイナミックレンジ)については、HDR10、Dolby Vision、HLGに加え、HDR10+やDynamic HDRにも対応。

TVからのマルチチャンネルリニアPCM信号やDolby Atmos、DTS:Xなどのイマーシブオーディオ信号の入力を可能にするeARC、ゲーミング&VR体験を革新するALLM、VRR、QFTなどの最新機能もサポートする。

そのほか、ネットワークスピーカーや、サウンドバー、Hi-Fiコンポーネントなど、デノンの様々なオーディオ製品に採用されているネットワークオーディオのプラットフォーム「HEOS」も搭載。

ストリーミングサービスやインターネットラジオをはじめ、ローカルネットワーク上のミュージックサーバー(NAS / PC / Macなど)やUSBメモリーに保存した音源やスマートフォン、タブレット、Bluetooth機器など、多彩な音源を再生することができる。

外形寸法はW434×H259×D498mm(アンテナを立てた場合)、重量は32.0kg。カラーはブラックとプレミアプシルバーの2色を用意する。

製品情報
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-avreceiver_ap/avca1h

構成/立原尚子

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