休養、睡眠、家事の時間など、コロナ禍以然と比べると、生活時間に様々な変化が起きている。暮らしにまつわるデータとともに見ていこう。
2016年と比較!1日の生活時間で増えたこと&減ったことランキング
増えたことランキング
2022 総務省「社会生活基本調査」より編集部作成
朝、遅くまで眠れる!?コロナ禍で休養時間が増加
総務省では5年ごとに、1日の生活時間の使い方についての調査を行なっている。前回と比べると、休養やくつろぎの時間が平均で20分長くなったほか、睡眠時間が14分増えた。家での時間が長くなったことで家事時間も増加。
減ったことランキング
2022 総務省「社会生活基本調査」より編集部作成
仕事&人付き合いの時間が減少している
一方、コロナ禍で短くなったのは仕事時間。調査は幅広い年代の約19万人に実施したもので、働き世代からすると表の仕事時間は短いと感じるが、仕事の時間自体は減少傾向にあるようだ。そのほか「交際・付き合い」は7分短縮に。
夫の家事・育児時間が過去最長に。しかし妻はその3倍以上……!
6歳未満の子どもがいる夫婦の家事・育児時間
総務省の同調査では、6歳未満の子どもがいる夫婦のうち夫が家事・育児に費やす時間が過去最長に。2016年の調査より31分増え、1日当たり1時間54分との結果に。ただし妻は7時間28分で、夫の約4倍の時間を費やしている。
コロナ禍以降の健康面の変化、定着しそうなことランキング
インテージ 「知るギャラリー」2022年4月12日公開記事をもとに編集部作成
すっかり定着した「免疫力ケア」は今後も継続しそう!
インテージの調査によれば、コロナ禍で免疫力を気にするようになったと回答したほとんどが今後も定着すると考えている。コロナ感染の波が繰り返す中、感染しにくい体づくりが引き続き必要という考えの表われかもしれない。