プロよりも詳しい!?VTuberの配信を見て知識を身に着けよう
画面の向こうの住人である「VTuber」ですが、その前世(中の人なんて言うのは野暮ですよ)のキャリアを生かした動画や配信活動を行なう人が数多くいます。決して登録者数が多い人ばかりではありませんが、〝狭く深く〟刺さるような、特定のジャンルについて詳細な情報を提供してくれる人たちが好評を博している印象です。
ここに紹介したVTuberたちは〝イチオシ〟ではありますが、例えば旅行するとして、旅行先を中心に活動しているVTuberがいないか検索してみると、地元民しかしらないようなとっておきのグルメ情報に出会えたりする――なんてことがあることもしれません。新しい趣味を初める前に、まずはそれに詳しいVTuberを検索して……そのうち、VTuberの配信を見ること自体が趣味になっちゃった、なんて人は多いですよ(笑)。
青森りんこ
青森県のグルメや観光情報を発信
県内の観光情報やグルメの話題を中心に発信しているVTuber。コロナ禍での津軽鉄道グッズコラボで売り上げ全額支援を行なうなど、地元企業やメディアとの協業も非常に多い。
〈 ココがイチオシ!〉青森に行きたくなる観光情報が満載
「青森りんこデジタルスタンプラリーin津軽半島」や青森競輪のPRを行なうなど、実際に現地へ足を運びたくなるような活動内容がユニーク。
根間うい
沖縄の情報を発信する「おきなわ部」部長
沖縄県内の情報を配信する「おきなわ部」部長。プロ野球チーム「琉球ブルーオーシャンズ」のバーチャル応援大使、第19回琉球海炎祭PR大使に就任するなど積極的に活動中!
〈 ココがイチオシ!〉沖縄県民なら知らない人はいないほどの人気
沖縄県民の66%が認知しているといわれる根間うい。地方のゆるキャラと同じノリで方言まじりに地元を紹介する様子がかわいい!
スマサポはるか
元通信系社員の硬派な情報発信
スマホの最新情報のほか、光回線、Wi-Fi、格安SIM、キャリア比較などをディープに掘り下げ、徹底解説。Webやスマホの基礎知識も網羅している。消費者目線でズバッと切り込む辛口ジョークも魅力。
〈 ココがイチオシ!〉数字に基づいたデータが高信ぴょう性
元気な語り口でとても見やすいのと同時に、紹介と考察は徹底して硬派。数字と実機データを証拠として見せて、しっかり事実を語ってくれる。
花香琴音
マニアックなクルマの話題が満載
クルマの関連情報を扱うレーサーVTuber。動画のオープニングでつぶやく「あるあるネタ」が人気。カー用品やレーシングコースをレーサー目線で語るなど、マニアックな話題が盛りだくさん!
〈 ココがイチオシ!〉全動画がクルマ愛で満ちあふれている!
コメント欄の熱量が高い! これは彼女の動画がクルマ愛に満ちていて、実際の映像やコアな話題をバンバン出せるからこそ。
取材・文/編集部
VTuber界のしくじり先生!?「元花魁VTuber」にVTuberがインタビュー
答えてくれた人
由宇霧さん
現役バーチャル花魁、作家、元風俗嬢。2018年8月デビュー。自身の失敗談とともに性知識を伝える「しくじり性教育」をテーマに正しい性知識を広める。
かなえ先生 VTuberとして活動するきっかけって何だったのですか。
由宇霧 小学生の頃からネットに転がっている性情報を信じ込んでしまっていて。一通り失敗を経験してきたので、このしくじりをほかの人には経験してほしくなくてバーチャル花魁をスタートしました。
かなえ先生 いきなり「性教育」をテーマに持ってきて、視聴者からの反発は?
由宇霧 それがなくて。アバターを通すことによって、従来の性教育が持っている生々しさが薄まって、受け入れやすくなっているのかも。エロ目的っぽいサムネイルで動画作成をしても〝サムネ詐欺だ!〟とならずに受け入れてもらえる。著書も出せたり、自分のしくじりが他人のためになるのは充実感がありますね。
取材・文/犯罪学教室のかなえ先生
2020年9月にデビューした、元少年院教官のVTuber。親しみやすい関西弁と幅広い学術領域を横断した事件解説が持ち味。特に事件解説は、その背景にある人間の弱さや社会問題への理解度が深まると定評がある。
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