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企業がDXを実現するために注目すべき7つのトレンド

2023.02.21

2023年、経済の先行きが不透明な中、企業がDXを実現するためにカギとなるトレンドとはいったい何だろうか?

セールスフォース・ジャパンから、「Mulesoftリサーチ 2023年 DXを実現するための7つのトレンド」の日本語版が公開されたので、概要を紹介したい。

本レポートは、2022年11月3日に米国で発表された資料を元に、日本語バージョンのレポート完成を受け、日本向けに内容を加筆・再編集されたものだ。

1.少ない労力でより多くの成果をあげるために「自動化」への投資が急増

急激なインフレやエネルギーコストの上昇、労働力不足、地政学的な対立が、依然としてビジネスの不確実性を高めている。そのため多くの リーダーが、ビジネスの効率的な成長や生産性向上、コスト削減を実現するため、デジタルトランスフォーメーション(DX)と自動化のイニシアティブにますます注力するようになると考えられている。2023年に業績を伸ばすには、より戦略的で全社的な自動化、すなわちハイパーオートメーションに取り組む必要がある。

80%の企業が、今後2年のテクノロジーロードマップに「ハイパーオート メーション」を組み込む予定と回答している。多くの企業がすでにこの取り組みを進めているが、成果を上げるにはシステム・データ統合とシステムからビジネスまで組み立てブロックのように構築するコンポーザビリティが2023年のデジタル戦略にとって不可欠な要素になる。

MulesoftのCEO(最高経営責任者)であるブレント・ヘイワード氏は次のように述べている。

「2023年には自動化への投資が急増するでしょう。誰もが自分の仕事を自動化したいと考えていますが、一方で企業は費用対効果を優先せざるを得ない財務状況にあります。自動化とは、効率的に成長を続けながら時間を節約する働き方を創造することです。つまり、省力化の上でより多くの成果を上げることなのです」

2.「コンポーザビリティ」は、イノベーションとアジリティを実現させるビジネス戦略のカギ

アジリティは、急速に変化する市場に適応するために企業が持つべき重要な能力だ。企業の多くが、アジリティをもたらす「コンポーザビリティ」の獲得を優先するようになり、IT資産や機能の再利用が可能になることで、新製品の市場投入のスピードアップや既存製品のカスタマイズ期間が短縮できるようになる。

コンポーザビリティは、チームがすでに所持しているリソースを使ってより多くのことを直ちに実行可能にし、既存の機能を再利用することで効率を高め、より機動力のある組織へと変貌させる。

ローコード/ノーコードのようなコンポーザビリティ戦略とハイパーオートメーションのテクノロジーを組み合わせることで、企業はITデリバリーの能力の制約を解消し、企業のイノベーションをスピードアップさせること が可能になり、変化を続ける市場ニーズに柔軟かつ迅速に対応できるようになる。

2023年以降においてもカスタマーロイヤルティ向上のための効率的・戦略的で最も重要な アプローチのひとつとなる。

3.非エンジニアが「ローコード/ノーコードツール」と「自動化」を駆使し、ビジネスを加速

デジタルトランスフォーメーションの需要が急増し続け、ITの人材不足が深刻化するにつれ、ITチームは能力を超えて働かざるを得ない状況にある。93%もの企業が、熟練スキルを持つ エンジニアを自社のIT部門に維持することがますます難しくなっていると回答している。

これらの課題を克服するために、企業はローコード/ノーコードツールを従業員全体に展開し、より多くのビジネステクノロジストが自身のデジタルプロジェクトにデジタル資産を再利用できるようにしていくだろう。それにより、より多くのデジタルテクノロジストの能力が確実に強化される。

2023年にはさらなる成功を得るために、事業部門とIT部門のスペシャリストによる混成チームをつくる企業が増えるだろう。こうしたチームは、IT部門の監督下でサイバーセキュリティやコンプライアンスのリスクを軽減しつつ、適切なツールを持ったビジネステクノロジストが自由にイノベーションを起こすことができるのだ。

4.顧客と従業員からロイヤルティと支持を得るために、「トータルエクスペリエンス(TX)」へ投資が増加

2023年、企業は成長を促し、収益を確保し、顧客ロイヤルティを高めるシームレスな顧客エクスペリエンスを提供するために、かつてないほどのプレッシャーにさらされる可能性がある。

しかし多くの企業が、成功には、顧客エクスペリエンス(CX:Customer Experiences)だけでなく、従業員エクスペリエンス(EX:Employee Experiences)もまた不可欠であることを強く認識している。Salesforceの調査によると、86%のITリーダーが、従業員と顧客に提供するエクスペリエンスが製品やサービスと同様に重要だと回答している。

企業は、収益を拡大し、有能な人材を確保し、よりアジャイルで弾力的なビジネス成果を上げるために、顧客エクスペリエンス(CX)と従業員エクスペリエンス(EX)を向上させる取り組みを一本化している。これを可能にするために、企業全体のエクスペリエンスをサポートするシステムとプロセスを連携するように設計された、インテグレーションと自動化の戦略に焦点を当てるようになる。

5.「機会損失」という算出できないコストを削減するために、データドリブンな意思決定インテリジェンスの自動化プロセスが増加

十分な情報に裏付けられたデータドリブンな意思決定は、すでに83%の組織にとって最優先事項となっている。しかし、実践的なインテリジェンスを得るために必要なデータは、往々にして企業のサイロに閉じ込められており、イノベーションへの障害となっている。

2023年には、リアルタイム分析の組込みが大幅に増加するだろう。これにより、データサイロを打破し、自動化されたインテリジェントなリアルタイムインサイトを提供し、フレキシブルなデータ接続を実現する「データファブリック」を構築する。リアルタイム分析をデータファブリックに組み込むことで、組織は意思決定の自動化を加速するようになり、データ管理の労力も70%削減し、機会損失を防ぐことができる。

6.サイバーセキュリティ対策の複雑化により「レイヤー化」と「統合化」が進む

分散型アーキテクチャやエッジテクノロジーへの投資がさらに拡大すると、セキュリティリスクも増大する。こうした状況を受けて、2023年にはガートナーが提唱する「サイバーセキュリティメッシュ」アプローチに移行する組織が増えることが予想される。

ガートナーは、2024年までに「セキュリティメッシュアーキテクチャ」を採用した企業は、セキュリティに関連する事故やリスクの財務的影響を平均90%軽減できると予測している。

ひとつの管理画面からAPIや自動化ボット、インテグレーションのワークフローおよびコンポーネントを設計・管理できる機能は、2023年におけるセキュリティメッシュの中心的な機能になるだろう。

これにより、パブリッククラウドやデータセンター、データレイク、エッジデバイスなど、あらゆるアーキテクチャやアプリケーションタイプで動作するように設計された軽量なプラットフォームの採用が拡大するだろう。

7.持続可能性が継続的なIT投資の推進力に

持続可能性は、依然として社会が直面している最大の課題の一つだ。自社のオペレーションを持続可能
なものにするために、企業はデータドリブンなインサイトとサプライチェーン全体のより優れたインテグレーションの活用を求めるようになるだろう。

MuleSoftのグローバルフィールドCTO・マット・マクラーティ氏は次のように述べている。

「企業は、新たな1年間の準備を進める中で、新しいデジタル技術の効果的な活用が、経済的な圧力の中で成長を確保する唯一の方法であることを肝に銘じるべきです。費用対効果が高く、従業員と顧客を中心に据えたテクノロジーへの投資は、2023年に俊敏性を維持し、競争に打ち勝とうとする企業にとって極めて重要になるでしょう」

<詳細情報>
「2023年のデジタルトランスフォーメーションを形成する7つのトレンド」レポートをお読みください。
● MuleSoftの最新の自動化および統合機能については、こちらをご覧ください。
Salesforceのサステナビリティに関する最新調査。

出典元:株式会社セールスフォース・ジャパン

構成/こじへい

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