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第2次森保ジャパンが始動!長友佑都、吉田麻也の後継者は誰になるのか?

2023.02.21

キャプテンと盛り上げ役を担った吉田と長友の後釜探しの行方は?(筆者撮影)

第2次森保ジャパンが3月に発足。ベテラン勢の扱いは?

 第2森保ジャパンの初陣となる3月2連戦の相手がウルグアイ(24日=国立)、コロンビア(28日=ヨドコウ)という南米の両強豪国に決定。いよいよ2026年北中米W杯に向けての強化がスタートすることになる。

 1月末~2月中旬にかけて欧州視察に赴いた森保一監督は「カタールワールドカップ(W杯)を経験した選手たちを中心に新戦力も沢山リストアップできると思う。より幅広くメンバーを編成したい」と語っていて、W杯の主力を軸にチーム作りを行っていく考えだ。

 こうした中、気になるのは、ベテラン選手の扱いだ。間もなく40歳になる守護神・川島永嗣(ストラスブール)は「代表活動に一区切りをつける」と表明。いったんは所属クラブに集中することを宣言したが、長友佑都(FC東京)は3年後のW杯に向けて再び闘志を燃やしている。一時は現役引退を考えたというが、「まだ体も動くし、サッカーを続けたい」とプレーヤー続行を決意。間もなく生まれる第4子のためにも高い目標を追い続けていく覚悟だという。

 一方、キャプテンを担った吉田麻也(シャルケ)も一時は代表から身を引くことを検討していた様子。だが、2月初旬に森保監督とドイツで面談したこともあり、「決めるのは監督。それ次第」とニュアンスが変わりつつある。実際、今季加入したシャルケでもシーズン当初は大量失点を繰り返し、戦犯扱いされていたが、後半戦スタート後は新戦力加入もあって失点が激減。現地評価が急上昇していることも自信につながっている模様だ。

シャルケで評価急上昇中の吉田(筆者撮影)

 本人は「(自分がいなくても)滉(板倉=ボルシアMG)や冨安(健洋=アーセナル)、洋輝(伊藤=シュツットガルト)がいるからDF陣は問題ない」と話したが、日の丸を背負い続けたい気持ちはどこかにあるはず。指揮官がどういう判断を下すのか注目される。

 ただ、直近の代表シリーズに2人が招集されたとしても、長友が36歳、吉田が34歳なのは事実。カタールW杯では37歳のクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)やルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)がピッチに立っていたが、その年齢で世界トップ基準を維持できるのはほんの一握り。ベテランになればなるほど風当たりが厳しくなるのは確かだ。森保監督も近い将来、「ポスト長友&吉田」を考えなければならなくなるはず。それはやはり難題と言っていい。

単なるCBと左SBの後継者を探せばいいわけではない

 単純に左サイドバック(SB)とセンターバック(CB)の後釜を探すということなら、候補者はいる。吉田も若い世代のCBの能力の高さを絶賛しているほどだ。しかしながら、ある意味、道化になってもチーム内外を盛り上げられる長友とこの4年間の全てを代表にささげたキャプテン・吉田の価値は大きい。その代役を探すのはなかなか難しいのが実情ではないか。

「キャプテンに関しては『立場が人を作る』ということはある。ハセ(長谷部誠=フランクフルト)もそうだった」と川島は指摘していたが、確かにその通りかもしれない。

 吉田も2018年ロシアW杯でベルギーに敗れた直後に「自分はどうあがいても長谷部誠にはなれない」と号泣しつつ、次期キャプテンの重圧をひしひしと感じていた。そこから4年間、吉田は本当に身を粉にして働き続けた。最終予選序盤3戦で2敗した際には「ダメなら責任を取ります」と日本サッカー協会幹部でも言えないような発言をして、毅然とした立ち振る舞いを見せた。そして森保監督と最年長の川島と何をすべきか話し続け、チームがバラバラにならないように務めたのだ。

 努力のかいあって最終予選突破を果たした後も、今度は本番でドイツ・スペインを撃破するために、指揮官と戦い方を議論し続け、チームメートに戦術を落とし込もうと仕向けた。自身も所属クラブの戦いがあるのに、4年間で地球8周分の移動をして、日本代表を支えるというのは並大抵のことではないのだ。

 次のキャプテン候補筆頭と見られるのは、遠藤航(シュツットガルト)だが、彼もまたブンデスリーガ1部残留危機に瀕するクラブでマークを巻いて奮闘している。代表とクラブという2チームで主将を務める負担が大きすぎるのではないかという懸念もあり、その通りになるかは分からない。

フライブルクで好調を維持する堂安(筆者撮影)

 遠藤以外だと、東京五輪世代ということになるだろうが、なかなか適任が見つからない。「いつかは代表でキャプテンをやりたい」と熱望する堂安律(フライブルク)を推す声もあるが、浮き沈みの激しいアタッカーに大役を課すのはリスクが高い。

 であれば、守備陣の板倉、冨安、中山雄太(ハダ―スフィールド)のいずれかということになるが、東京五輪世代で長くキャプテンを務めていた中山はケガでカタールW杯を経験できなかったのがマイナス面。冨安も2018年の森保ジャパン発足当初は若手の中でトップを走っていたが、その後のケガやアーセナルでの難しい環境も災いして、なかなか代表全体を見る余裕はないかもしれない。

 となれば、目下、クラブで最も安定感を示している板倉が浮上する。穏やかで明るく、時に厳しく自分に矢印を向けられる人間性はリーダー資質がある。しかも今季ドイツやW杯で一気に評価を高めており、近い将来には欧州ビッグクラブ移籍もあり得る状況だ。そんな彼を抜擢してみるのも一案だろう。

ドイツでつねに報道陣に囲まれる板倉(筆者撮影)

 森保監督もこの問題に頭を悩ませているのか、「試合や活動ごとにキャプテンをいろんな選手にやってもらうアイディアもあります」と持ち回り制の導入も視野に入れていることを明かした。が、それも過去の代表にはないこと。うまくいくかは未知数だ。長谷部や吉田のように確固たる人間を据えて強引にチームをまとめた方がうまく行きそうだが…。今後の判断が待たれるところだ。

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