ソニーグループは、急に感じる暑さやほてりに対し、個人に合わせた温度調節を通じてユーザーをサポートするコネクテッドサービス「REON WIZ(レオンウィズ)」の提供を開始した。
首元に装着する専用端末とアプリを使い、個人に合わせた温度で体表面を冷やすサービス
「REON WIZ」は、首元に装着する専用端末「RNP-3F」と専用アプリを使用し、個人に合わせた温度で体表面を直接冷やすことができる新しいサービス。
端末には、温度センサーが搭載されており、端末周辺や内部、冷却面の温度を検出する。これに加えて、専用アプリでフィードバックされたユーザー個人の温度の感じ方をクラウドプラットフォーム上で複合的に分析。機械学習を行なうことで、個人に合った温度調節を実現する。
また、専用アプリでは、「温かい」「冷たすぎる」と感じた時などにアプリを開くと、状況に応じた使い方のアドバイスを提供。「顔のほてりと発汗の程度」を記録し、変化を確認することも可能だ。
端末重量は126gで、首回りは29~35cmまで対応。服のなかで使えるうえ、さまざまな服装に自然になじみやすい色合いのナチュラルベージュを採用しているため、目立たず装着することができるという。
もちろん、つけ心地にもこだわり、バンド部に柔らかいシリコン素材を採用することで自然な装着感を実現。さらに、タートルネックなど襟が高いデザインの衣服でも、冷却性能を損なわないよう空気の循環を可能とするエアフローパーツも付属する。
サービスには、バンド部と一体型の端末とアプリを通じたサポートが含まれ、初期費用は4,800円(専用端末、送料、サービス登録料、初回利用期間最大6か月分の月額サービス利用料を含む)。なお、7か月目以降の月額サービス利用料は770円となる。
関連情報
https://reonconnect.sony.co.jp/wiz/
構成/立原尚子