充電器の嵩張り問題を解決！iPhoneもApple Watchも充電できるCIOのモバイルバッテリーが便利

◆同時にはできないとはいえiPhoneとApple Watchを1台で充電できるのは感動モノ

この製品の最大の特徴は1台でiPhoneとApple Watchのいずれの充電にも対応している点である。

試しにワイヤレス充電エリアにiPhone 13を載せてみるときちんと充電されていることが分かる。

Apple Watchについても同様である。ちなみにApple Watchの場合はバンドが開放できるタイプとそうでないタイプが存在するが、後者であっても『ハイブリットワイヤレスバッテリー』を腕に見立ててApple Watchを通してやれば問題なく充電することができる。

なお、ワイヤレス充電に関しては同じ部位を使用するためにiPhoneとApple Watch、2台を同時に充電することはできないが、本製品にはUSB Type C出力ポートが側面に備わっているため、USB Type Cケーブルを介した充電とワイヤレス充電を介したMagsafe対応スマートフォンへの充電は2台同時に行なうことができる。

また、本製品への充電は先ほどのUSB Type Cポートを介して行なうが、充電をしながら並行してワイヤレス充電を行なうことができる（パススルー充電）ので、コンセントのある環境下ではパススルー充電を行なうことで、デバイスの充電をしつつモバイルバッテリーとしての本製品の充電も同時に行なえるのでお薦めだ。

本製品のバッテリー残量はUSB Type Cポートの隣にある4つのLEDで確認することができる。

◆今や欠かせないスタンド機能はもちろん搭載

スマートフォンでドラマ等を長時間視聴する際に欠かせないのがスタンドの存在であるが、本製品にはスタンド機能が備わっているのでその点でも活躍の機会は多い。

角度については「無段階調整が可」とのことだが、そもそも範囲が限定的なため、オンかオフの2段階の角度しか実質ないものと理解している。

スタンドの向きとしては縦横どちらも可能であり、縦に使用する際の角度が急でスマホの画面が見づらいというコメントをネット上では目にしている。

実際に使用してみると確かにその通りではあるが、恐らくこの製品ではスタンド機能としては横置きを標準に考えていると思われ、横置きでは全く問題のない角度だと感じている。

『ハイブリットワイヤレスバッテリー』を購入するには？

『ハイブリットワイヤレスバッテリー』の価格は税込み5,478円。Amazon、楽天、ヤフーショッピング等から購入することが可能だ。

私個人はこの製品を購入してからというもの、iPhone、財布、鍵と並んで常に携帯するアイテムの1つとなっている。外出先でのスマホの充電切れが恐いというのもあるし、スタンド機能としての活躍の場があることを考えると携帯しておきたいと思うからだ。

コンパクトで携帯するハードルの低いということもそれを後押しする要因にもちろんなっている。

旅行の際もこれを常に携帯していればApple Watchの充電器を忘れる事態も起こらないので、繰り返しになるがiPhoneとApple Watchの両方を使用するユーザーであれば、この製品の購入は前向きに検討しても良いと思う。

文／Wataru KOUCHI
趣味は合唱、読書、語学、旅行、美術館巡り、雑貨屋探索etc…。日本、海外の雑貨やガジェット、デザインコンセプトの中から思わず「それ、いただき！」と言ってしまうモノ達を紹介！