充電器の嵩張り問題を解決!iPhoneもApple Watchも充電できるCIOのモバイルバッテリーが便利
2023.02.16■連載/コウチワタルのMONO ZAKKA探訪
iPhoneとApple Watch、両方を使用するユーザーにとっての一番の悩みは充電器がかさ張るということだと思う。
最近ではマグネットワイヤレス充電とApple Watch充電が1台で行なえることを謳う製品も存在するが、実際には両方の充電器を単純に足し算したような製品となっており、残念ながらそのサイズはコンパクトとは言い難い。
そんな中、株式会社CIOがそうした悩みを解決する驚異のモバイルバッテリー『ハイブリットワイヤレスバッテリー』を一般発売した。
クラウドファンディング「Makuake」から製品化されたものであるが、これまでと同じサイズでiPhoneもApple Watchも充電できるモバイルバッテリーであり、両方を使用するユーザーであればまず購入を検討してもらいたい製品である。
今回はこのモバイルバッテリーを実際に使用してみた感想も交えて紹介していくので、購入の際の参考にしてもらえたら幸いだ。
『ハイブリットワイヤレスバッテリー』の特徴
◆iPhoneもApple Watchも充電できるモバイルバッテリーとしては間違いなく最小クラスのサイズ
『ハイブリットワイヤレスバッテリー』の同梱品は説明書の他、本体と充電ケーブル(USB Type C、1.5m)となっている。
カラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類で、今回紹介していくのはブラックのタイプとなるが、マットなブラックとなっており個人的には光沢がないのが気に入っている。
手触りもラバーを思わせるものとなっており、良く手に馴染むので不意に滑り落ちてしまうような不安はあまり感じさせない。
若干指紋は付きやすい印象を受けたが、基本的に汚れや傷が目立ちにくい加工になっている。
本体のサイズは約94mm×63mm×16.5mmで重量は150g。
参考までにiPhone 13と並べてみるとだいぶコンパクトであることが分かる。サイズ的にはクレジットカードより一回り大きいと想像してもらうとよいだろう。
厚みに関してはさすがにiPhoneと同等とまでは言えないが、それでも本体全体のサイズのおかげで個人的にはかさ張る印象は受けていない。
この製品では本来別々に存在するマグネットワイヤレス充電のコイルとApple Watch充電のコイルを2つ重ね合わせることに成功しており、そのおかげで2つの機器の充電を可能にしながら、従来のモバイルバッテリーのサイズを維持できているわけだ。
MagSafe対応スマートフォンのモバイルバッテリーとしてだけ考えた場合でも十分コンパクトな製品であり、そこにかつApple Watchの充電機能も追加されているというのであれば、両方を使用するユーザーとして購入を検討しない手はないと感じている。