三井住友FGが個人向けの総合金融サービス「Olive」を3月より提供開始

2023.02.14

三井住友フィナンシャルグループ、三井住友銀行、三井住友カードは、2023年3月より個人向けの総合金融サービス「Olive(オリーブ)」の提供を開始する。

銀行口座、カード決済、オンライン証券や保険などの機能をアプリ上でシームレスに組み合わせた総合金融サービス

「Olive」は、「見える」「まとまる」「使い分ける」をコンセプトにした新しい個人向けの総合金融サービスだ。

三井住友銀行アプリ、Vpassアプリの双方から各種サービスへのアクセスが可能となるので、日常的な決済や資産形成・運用などの各種サービスの残高や各種明細をまとめて管理できるようになる。

1枚のカードでキャッシュカードの機能と、クレジットカード、デビットカード、ポイント払い（プリペイドカード）の機能をアプリで切り替えできる “世界初”（※）のフレキシブルペイも搭載し、これまでの金融サービスとは全く異なる未来型の金融体験を幅広い人に提供していく。

※Visaが開発した新機能（複数の支払い方法を1つのカードに集約・決済方法選択）を使用することについて世界初(2023年1月時点／Visa調べ)

また、Oliveでは、あらゆる金融サービスを1つのIDでシームレスに利用できるように、グループ共通の「SMBC ID」も導入する。まずは、三井住友銀行アプリ、Vpassアプリのどちらにもメールアドレス1つでログインが可能となり、共通のIDで各アプリを利用できるようになる。

Oliveでは、アプリ上で銀行手続きが完結するので、近隣にSMBCの店舗がない人でも安心して口座を開設できる。なお、本口座は全国のSMBCの店舗やコールセンター等においても、いつでも手続きや相談が可能だ。

口座を開設すると、Visaが開発した新機能を使用した「フレキシブルペイ」を搭載したマルチナンバーレスカードを発行する。

1枚のカードもしくは1つのアカウントで、「デビットカード」「クレジットカード」「ポイント払い（プリペイドカード）」の中から、利用シーンに合わせて、アプリで機能を切り替えることにより、支払い方法を使い分けできる。

本カードは、キャッシュカード一体型Visaカードとして提供するため、1枚のカードで、キャッシュカード、クレジット、デビット、ポイント払いの4つの役割を兼ねる。複数のカードを持ち歩く必要がなく、財布の中身をすっきり整理することができる。

“フレキシブルペイ“のカードは、クレジットカードやデビットカードの番号や署名欄、またキャッシュカードとしての支店番号や口座番号などの情報を記載しない両A面の「マルチナンバーレス」のデザインを採用した。

口座　番号は三井住友銀行アプリから、各種カード番号は三井住友銀行アプリとVpassアプリから確認できるよう設計された、業界最高水準のセキュリティを有している。

デザインは、入会特典や利用特典が異なるランクに応じて全7種類用意した。

構成／Ara