レノボ・ジャパンは、会議室向けコラボレーションバー「ThinkSmart One + Controller for Microsoft Teams Rooms」「ThinkSmart One + Controller for Zoom Rooms」を発表した。
カメラにはAIを搭載、自動で参加者のフレーミングやトラッキングが可能
「ThinkSmart One + Controller」は、Microsoft Teams RoomsまたはZoom Roomsをプリインストールしたオールインワン式の小中規模会議室向けコラボレーション端末。会議室からのオンライン会議への参加に必要となるカメラ、マイク、スピーカー、コンピューターがすべて一体化したバー形状のオールインワン設計を採用した点が特徴だ。
OSにWindows 10 IoT Enterpriseを採用するほか、内蔵した広角高解像度のカメラにはAIを搭載し、自動で参加者のフレーミングや話者のトラッキングが可能。マイクは壁面から最大約6mの範囲で集音可能で、会議室のどこから発言してもクリアな音声を届けることができる。
標準でマウント用パーツを同梱しているので、本体を壁面や会議室内に設置されたモニターに設置することが可能。操作は10mのケーブルで接続する10.1型タッチコントローラーにより、机上から直感的に行なうことができる。
セキュリティの観点では、物理的にレンズを隠すカメラシャッターや本体背面のポートへの無断アクセスを防ぐセキュリティドアを装備。そのほか、クラウドベースの管理ソリューションであるThinkSmart Managerを通じて、各拠点の会議室を一括管理することも可能だ。
本体サイズは約279×193×178mm、重量は約2.5kg。コントローラのサイズは約269.5×168.1×83.3mm、重量は約754g。
「ThinkSmart One + Controller for Microsoft Teams Rooms」は2月7日に出荷を開始し、「ThinkSmart One + Controller for Zoom Rooms」は3月中旬以降に出荷開始する予定。価格はいずれも493,900円。
関連情報
https://www.lenovo.com/jp/ja/c/vr-smartdevices/smart-office/thinksmart/
構成/立原尚子