オンライン個別指導塾「そら塾」を運営するスプリックスは、保護者のオンライン学習塾に対する意識を把握すべく、当塾保護者824名を対象にアンケート調査を実施。回答結果をグラフにまとめて公開した。
今回の調査では、送迎の必要がないことが塾選びのポイントになっていることだけでなく、子どもの意思でオンライン学習塾を選ぶ割合が増えている他、半数以上が対面式ではなく、オンライン学習塾のみを検討していたことが明らかになった。
さらに2021年調査とも比較していきながら、コロナ禍に促進された“オンライン学習塾の一般化”について考察している。
通信環境やコミュニケーションの見える化が今後のオンライン学習普及のカギ
今回、調査アンケートを実施した結果、約80%がオンライン学習塾に満足しており、2021年よりも「とても満足している」と回答した割合が高くなっていることがわかった。
また、不満を感じている保護者は2021年の調査よりも低い6%程度にとどまっているが、通信環境のトラブルやコミュニケーションへの懸念を感じる保護者も少なからずいるようだ。
家庭ごとに学習環境整備の必要がある、授業の様子が見えにくいといった、オンラインならではの課題を解決していくことで、よりオンライン学習が普及していく可能性が高まることが予想される。
オンライン学習塾への満足度
一方、オンライン学習塾と対面式学習塾においては、サービス内容に差を感じない保護者が半数を上回った。わざわざ外出する必要がないことで参加意欲が増すといった、子どもの学習ハードル面だけでなく、アプリでの欠席連絡やオンライン面談などの、オンラインならではのメリットを感じている保護者も一定数いることも判明した。
オンライン学習塾と対面式学習塾のサービス内容に差を感じるか