「推しチョコ」はチョコレートの味よりも見た目重視
「バレンタインチョコレートを購入したり作ったりする際、意識している点を教えてください」という質問をしたところ、推しチョコを用意しない人は「味」72.4%、「デザイン」46.3%、「価格」45.8%と、「味」を一番重視しているのに対し、推しチョコを用意する人は「デザイン」77.7%、「パッケージやカラー」64.9%、「味」47.9%と、味よりもデザイン・パッケージやカラーなど見た目を重視する傾向があることが分かった。
推しチョコを用意する人の中には推しのイメージカラーや推しのイメージ(動物モチーフなども含む)、推しの好きなものなどと紐づけるという回答も見受けられ、味以上にパッケージやカラー、チョコレートのデザインからどれだけ推しをイメージできるか、想像できるかなどを考えチョコレートを選んだり作ったりする楽しさを見いだしている人も多いことがうかがえる。
食べて味わうこと以外にも写真を撮ってSNSに上げるという意識が高まっていることも関係していると言えそうだ。
「推しチョコ・プレゼントを購入した・作った後の楽しみ方を教えてください」という質問に対して、1位「写真を撮る」72.0%、2位「SNSにあげる」39.8%、3位「部屋に飾る」26.9%という結果となり、「友達と集まって楽しむ」「家族・恋人と楽しむ」という回答を上回った。
また、「バレンタインの“推しチョコ”(チョコ以外も含む)は最終的に誰が食べますか?」という質問に対しては、「自分」という回答が断トツで82.6%、次いで「推し」「家族・親戚」という結果に。
「推しチョコ」の楽しみ方としては、友達や誰かと集まって複数人で楽しむより、写真を撮ったりSNSに推しへの愛を投稿して自分一人で楽しむという傾向が強くみられる。
また、購入したチョコレートをパッケージも含めて部屋に飾るなどで楽しむ人が多いこともうかがえる。「その他」14.0%の回答としては「推しに贈る」という声も寄せられた。
バレンタインの「推しチョコ」・プレゼントの楽しみ方として具体的なエピソードとしては、「推しのおかげでSNSでの繋がりが増えた」「クッキーなどで推しを作るという新たな趣味に目覚めた」「推しが喜んでくれたり、SNSにUPしてくれた」「配信で食べているところを見せてくれた」「ソックスを推し俳優にあげたら、次の日のステージドアで履いてくれてた!」など、SNSやイベントにまつわる回答が目立った。
バレンタインデーにチョコレートを贈りたい・贈られたいマンガ・アニメのキャラクターをランキング
最後に「バレンタインデーにチョコレートを贈りたい・贈られたいマンガ・アニメのキャラクターを教えてください。」という質問に対しての回答を、それぞれランキングで紹介しよう。
贈りたい・贈られたいともに『呪術廻戦』の五条悟や、『SPY×FAMILY』のアーニャ・フォージャーがランクインするなど、作品・キャラクターともに年代を問わず人気であることがうかがえた。
また贈りたい・贈られたいキャラクターに女性も男性も混在していて、バレンタインデーのチョコレートは「女性から男性に贈るもの」という意識はあまりないようだ。
調査概要
調査機関:総合電子書籍ストア「ブックライブ」
調査タイトル:バレンタインデーに関する意識調査
調査対象:過去半年以内にマンガジャンルの作品を購入したブックライブ会員
有効回答数:4,560人
調査方法:ブックライブ会員に対してアンケートメールを送付。フォームより回答
調査時期:2023年1月13日~1月15日
※総合電子書籍ストア「ブックライブ」調べ
関連情報:https://booklive.jp/
構成/Ara