小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

これは使える!自動開閉より使いやすいペダル式フタ付きダストボックス「SONGMICS LTB30WT」

2023.02.05

分別ゴミ対応フタ付きダストボックスを探す

私がクラファンで手に入れたダストボックスは元祖自動開閉の「ZitA 45L」である。センサーによる自動開閉式のフタがあり、本体はステンレス製、45Lゴミ袋対応、感知範囲調整可能などの特徴を備えた画期的な製品で、オプションの分別リングで分別ゴミにも対応。背の低いminiも登場した。

しかし、拙宅ではダストボックスの近くにトースターがあり、ここに近づくと誤作動する。フタが閉まった時に隙間があくことがある。深さにあったゴミ袋が少ないので、背が高くてもその容量が活かせないなどの問題が発生した。キッチンが広ければ何の問題もないのだが、もう少し小さめで収まりのいいダストボックスを探すことにした。その結果、選んだのが「SONGMICS LTB30WT」である。高さ47cm、奥行き31.5cm、幅41cmと狭い我が家にピッタリのサイズ。燃えるゴミとプラスチックゴミの2分別対応で、左右に独立したフタがあり、ペダル式で開閉、本体ステンレス、インナーボックス付きとスペックは申し分なかった。

ペダル式の開閉にタイムラグなし!

選択時に検討したのはフタの開閉方式だ。自動開閉式は便利で、両手がふさがっていても開けられると思っていたが、センサー感知範囲を狭めると、手をかざさないとフタが開かない。ゴミを持って空いた方の手をかざすのでタイムラグが生じるのだ。開閉音はうるさくないが樹脂製のフタが左右から閉じるときにカシャッという安っぽい音が出る。

以前はフタの手前を押すと上に開く方式だったが、これはフタを開けるのにさらにタイムラグがあり、空けるためのスプリングが2回も折れて部品交換したので嫌になった。背が高く正面にフタがあり、フタを押してゴミを入れる方式も使った。タイムラグがなく音もしないが、上部がデッドスペースになり無駄に背が高くなるのと、フタが密閉されないので匂いが漏れるという弱点があった。

今回はそれをふまえて足で踏むペダル式で上に開くフタを選んだ。センサー式で上に開くフタもあったが、中は2分割されていてもフタは1枚というものしかなかった。また低い位置にセンサーがあって足で開閉できるタイプもあった。そこまでやるならペダルを踏んだ方が、センサーの誤作動に悩まされる心配がなく、電池も不要であると考えた。ゆっくり静かに閉まるダンパー付きを選択。操作してみるとフタの開く速度は予想外に速かった。これならタイムラグは気にならないレベルで、踏んだ瞬間に開くと思ってもいい。


ペダルを踏んでフタが開いて閉まるまで、無音と言ってもいいレベル

インナーボックス付きでゴミ袋がセットしやすく、ゴミを捨てやすい

開閉用の足踏みペダルはシンプルなバーで、下に掃除機が入る隙間がある

フタを開けるのは足踏みのパワーのみでバネなどは使っていない

フタが閉まるときはダンパーが働いてゆっくり静かに動く仕組みだ

15L+15Lは容量不足だった

今までの円筒形のダストボックスがあった場所に2分別式を置こうとすると、問題になるのは横幅である。また上方向にフタが開くので、できれば高さも抑えたい。「ZitA 45L」に使っていたゴミ袋は半透明タイプの15L用手提げ袋である。高さ54cm、横幅30cm、厚み14cmのタイプを2枚使ってゴミを分別していた。この袋が入るサイズで左右独立なら問題ないだろうと思い、15Lタイプから候補絞ったのが、間違いだった。「SONGMICS LTB30WT」は高さ47cm、幅41cm、奥行き31.5cmとコンパクトで高さも低いのだが、インナーボックスは高さ40cm、幅26.3cm、厚み18.4cmである。これだとポリ袋の高さが活かしきれず厚みがありすぎることになる。「ZitA 45L」は高さが66.5cmもあったので袋を伸ばして容積を稼ぐ方法も使えたが、今度はインナーボックスが小さいのですぐにゴミがパンパンになってしまう。ワンサイズ大きめの「SONGMICS LTB60WT」を選ぶべきだった。こちらは高さ65cm、幅58.6cm、奥行き32cmと大きくなるが、インナーボックスは高さ58.5cmの27×27cmと背が高くなる。15Lにゴミを捨てていくと、週2回の可燃ゴミはなんとかなるが、嵩張るプラスチックゴミが週1なのであふれてしまう。これを収納するため別のフタ付きダストボックスを復活させたので、結局、横幅は約58cmになった。結局30L×2が置けたのだ。

皆さんにはメーカーを問わず、ダストボックスは30L×2、分別不要なら30か45Lサイズをオススメする。最近はスーパーでレジ袋が有料化されたので、15Lでも30Lでも単独でゴミ袋を購入する必要があり、1枚あたりのコスパは15Lの方がいいが、1週間に2枚使うと計算するとこれは逆転する。容量以外では「SONGMICS LTB30WT」に問題はなく、ペダル式のダイレクトに開く感じと、スーッと閉まるの動きを見ると気分がいいのだ。ただし、インナーボックスに袋をしっかり固定するには、口をしばる方式の袋が必要になる。「ZitA 45L」のように袋を挟み込む外枠があるとより様々なゴミ袋に対応できるのにと思った。

計算通りの空きスペースに収まったのだが、拙宅の場合15L×2では容量不足だった

上にあるトースターとも干渉しない高さを選んだが、意外にゴミが捨てにくく高い方が良かった

ゴミ袋を固定するため100円均一ショップで見つけた金属製クリップを使用

写真・文/ゴン川野

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年3月15日(金) 発売

DIME最新号はデザイン一新!大特集は「東京ディズニーリゾート&USJテーマパークの裏側」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。