「マイナポイント」も忘れずに
確定申告では、「マイナンバーカード」があると、本人確認書類の提出が不要になる、電子申告をする際に、マイナポータルを利用して、生命保険料控除証明書等の必要書類のデータを一括取得し、確定申告書等への自動入力が可能になるなどのメリットがあります(※4)。医療費控除だけでなく、ふるさと納税など、様々な控除がマイナポータル連携の対象になっていますので、確認しておきましょう (※5)。
しかも、今年は「マイナポイント」の対象となる「マイナンバーカードの申請」が2月末まで延期されています。初めてマイナポイントを取得するなら、最大20,000円分のポイント(選択した決済サービスの利用・チャージ金額に応じて最大5,000円分/健康保険証としての利用申し込みで最大7,500円分/公金受取口座の登録完了で最大7,500円分)を獲得できますので、確定申告と同時にマイナポイントも忘れずに獲得しておきましょう。
確定申告の準備を始めよう
確定申告は準備が9割といえるほど、事前準備を早めに終えることが大切です。
早く始めようと思っていても、重い腰が上がらず、結局いつもギリギリという人も多く見られますので、今年こそは早めの確定申告を実現しましょう。
※1 国税庁「令和 4 年分 所得税及び復興特別所得税の 確定申告の手引き」
※2 国税庁「令和4年分の確定申告においてご留意いただきたい事項」
※3 国税庁「令和4年分 確定申告特集」
※4 国税庁「マイナンバーカードの取得」
※5 国税庁「マイナポータルと連携した所得税確定申告手続」
※6 総務省「マイナポイント」
※データは記事執筆時点での情報。公開後に制度や内容が変更される場合がありますので、最新の情報についてはホームページなどでの確認をお願いします。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
文/家計簿・家計管理アドバイザー あき
著書に「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖(講談社の実用BOOK)」「スマホでできる あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他