トドオナダは3,000以上のWEBメディアをモニタリングできるPR効果測定サービス「Qlipper」のデータに基づき、「M-1グランプリ2022」に出場したコンビに関するウェブニュースを分析。「ファイナリストの記事は2021年大会より多い」などの結果を発表した。
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大会前はオズワルド、ヨネダ2000、男性ブランコが好調!
●M-1決勝戦前1か月の集計
※『Qlipper』が2022年11月18日~12月17日に収集した記事
『Qlipper』のデータでは、M-1前の1か月にもっともウェブニュースが多かったのはオズワルドだった。M-1では敗者復活戦にまわったが、そのこと自体がニュースになる知名度があり、テレビ番組、ライブ、配信コンテンツ、イベントへの出演のほか、伊藤さん関連で妹や恋愛など話題が豊富なことも記事数に貢献した。
記事数・仮想PV2位、記事ツイート数1位のヨネダ2000は、12月10日に行われた『THE W 2022』決勝が大きく影響した。
記事数・記事ツイート数3位、仮想PV1位だった男性ブランコは、『THE MANZAI 2022』や『ラヴィット!』などお笑いファンが注目する番組への出演が目立った。『文春オンライン』の「好きな芸人2022」ベスト30にランクインしていることも特徴。
ウエストランドの記事数が460%増加
●M-1決勝戦後1か月の集計
※『Qlipper』が2022年12月18日~2023年1月17日に収集した記事
記事数・仮想PV・記事ツイート数
大会前からの増加率
大会前1か月に比べて、大会後1か月ずつの数値がどれだけ増えたかの数値が増加率。『Qlipper』のデータでは、記事数・仮想PV・記事ツイート数、それらの大会前からの増加率もすべてウエストランドが1位だった。大会前後の1か月ずつで比較すると記事数が約460%、仮想PVが約480%も増えている。
全体的にニュース記事数の順位は、審査結果と近い並びだったが、例外はオズワルド。元々の知名度とテレビ出演が多いことに加えて、敗者復活戦のインパクトが作用した。審査結果は高くなくても、敗者復活を成し遂げて大会後の数字が大きくなるのは2021年大会のハライチと共通する動きだったという。
2021年大会後の調査結果では、審査順位が下位のモグライダーやランジャタイが記事などの数値と増加率で中位以上に来ていたが、2022年大会ではそうした現象は見られなかった。
●記事数上位4組『Qlipper』での記事推移