DIME MAGAZINE
昨今の社会情勢や法制度の変化にともない、喫煙を取り巻く環境は変化している。企業は、社内の非喫煙者と喫煙者が、意見の対立なく働ける環境を整備することが求められているといえるだろう。
そこでクリーンな室内空気清浄ソリューションの開発・製造を行うクリーンエア・スカンジナビアは、2022年11月に喫煙者に対する独自アンケートを実施。回答結果をグラフにまとめて公開した。
これまでの喫煙歴と1日の喫煙本数について
●喫煙歴
10年以上：59％
1年以上5年未満：21％
5年以上10年未満：16％
1年未満：4％
●1日の喫煙本数
4本～10本程度：37％
11本～15本程度：23％
16本～20本程度：18％
1本～3本程度：12％
21本以上：10％
喫煙歴は10年以上と回答した人が最も多く、全体の59％だった。喫煙本数は、最も多かったのが4本～10本程度吸う人で、全体の3分の1程度を占めている。1本～3本程度と比較的少ない人もいる一方で、11本以上吸っている人の割合は合計51％と過半数に達している。
主に利用する喫煙場所について
普段はどんな場所で喫煙しているかという質問の回答は以下の結果になった。
●おもにタバコを吸う場所
自宅：243票
職場：169票
街中の喫煙スペース：123票
カフェ、居酒屋などの飲食店：107票
そのほか：9票
喫煙者の多くは、自宅はもちろんだが職場や外出先でも喫煙していることがわかった。
喫煙者が感じる不便
喫煙に関して不便に感じていることがあるか、それは具体的にどのようなことかについても質問した。
●タバコを吸う際に不便に感じることの有無
はい：71％
いいえ：29％
●不便に感じる理由
喫煙できるスペースが限られているから：172票
分煙ルールが厳しくなり、喫煙者として肩身が狭くなったから：105票
指定の喫煙所まで出向くのに時間がかかるから：94票
周囲の目が気になるから：88票
周囲から禁煙を勧められるから：31票
そのほか：2票
多くの喫煙者が抱える悩みとして、喫煙スペースが限られていること、喫煙スペースへ出向くのに時間がかかることなど、場所に関するものが目立った。
2020年4月より施行された、受動喫煙防止強化のための法律をはじめとした社会の取り組みによって、周囲の喫煙に対する見方がさらに厳しくなったことも切実な意見が寄せられた。
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