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はじめての物件の平均点は68点!一人暮らし初心者に聞いた「理想」と「現実」

2023.01.31

春の新生活を控え、はじめて一人暮らしをはじめるという人も多いだろう。間取りや立地、賃料や管理費など理想的な物件はすぐに売り切れてしまうため、現実と折り合いをつけるのは大変だ。

そこでLIFULL(ライフル)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」は、物件探しのときに希望する「理想」の条件と、実際に借りる際に選択した「現実」の条件などについて、3年以内にはじめて一人暮らしをした550人を対象に調査を実施した。

希望の条件(理想)と実際に選んだ条件(現実)はどう違う?

はじめての一人暮らしをするのに、「最初に希望していた条件」と「実際に住んだ物件の条件」を550人に聞いて、ランキング化した。

その結果、希望条件では、「賃料・管理費が予算内に収まる」という費用面をもっとも重視していたものの、実際に選んだ条件では「通勤・通学がしやすい」「買い物が便利である」という利便性がTOP2となった。実際には約40%の人が希望をかなえられたという結果に。

また、8位の「希望する間取り(部屋数)」は、実際の選んだ条件からはランク外となっており、理想と現実のギャップが垣間見える。

実際に住んでみて「そこまで必要ではなかったと思う条件」の1位は「部屋が広い」

実際に選んだ物件にあてはまる条件のうち、暮らしてみて「そこまで必要ではなかった」と感じる条件を挙げてもらった。

割合がもっとも高かった「部屋が広い」は、一人暮らしならではの条件というのが推測できる。必要以上の広さがあっても、掃除の手間や光熱費がかかってくることに繋がってしまう。

また、「コンロが2口以上ある」が上位にきているのも、実際は料理をさほどしなかったことの表れと言える。

リモートワークやオンライン授業が浸透してきている現在、「駅までの距離が近い」「通勤・通学がしやすい」は、あまり重要な条件ではない人もいるよう。

通常は良いとされている条件でも、ライフスタイルによっては「こだわらなくてもいい条件」があることは、住まい探しの重要なポイントとなりそうだ。

<参考:単身者が必要な面積とは?>

ひとり暮らしにおける部屋の広さの目安としたいのが国土交通省の居住面積水準。最低限必要な面積(最低居住面積水準)と、ゆったり過ごせる広さ(誘導居住面積水準)が示されている。友人などを頻繁に家に招くわけでなければ、誘導居住面積水準以上の平米数はなくてもいいだろう。

予算内で希望条件に合う物件を見つけられた人は45%!はじめて一人暮らしをした物件の平均点は68点

予想外にも「予算内で条件に合う物件が見つかった」という幸運な人が45%と半数近くを占めた。

また、「予算」と「条件」が合わなかった人のうち、「条件」を見直した人は33%、「予算」を上げた人は14%となり、「予算」重視派が「予算」度外視派より、2倍以上多いという結果に。

一般的に家賃は手取りの1/3までが望ましいといわれており、さらにおおよそ家賃4~6か月分の初期費用や引越し代が別途かかるなかで、予算を上げることはなかなか難しそうだ。

はじめて一人暮らしをした物件に点数をつけるとしたら、理想に対して100点満点中何点だったかを聞いた。その結果、平均点は68点となった。特に70点台、80点台の割合がそれぞれ20%超えとなり、総じて評価が高めであることが判明。

一方、50点未満の低い点数を付けた人は13%となった。当初の条件から諦めることはあっても「住めば都」で、住んでいるうちに愛着を持つようになるようだ。

<先輩の声>

点数が高かった人(70点以上)の理由
・「築年数は経っていたが、気にならないくらいきれいだったし、条件も満たしていたから」(100点)
・「間取りや部屋の条件は全て合致していた。ただ、同じマンションに住んでいる人のマナーがよくない(ゴミ出しの日を守らないなど)ため、マイナス10点にしました」(90点)
・「職場に近い、駅に比較的近い、食料品の買い物がしやすいという立地、トイレ・バス別で、シャワーにサーモスタットが付いていた。その他、自分の希望以上の条件だった」(85点)

点数が低かった人(50点以下)の理由
・「洗濯機の外置き、ユニットバス、収納が1つもない、などの点が想像以上に不便だった。大家が1階に住んでいて、うまく関係を築けなかった」(5点)
・「もっといいところがあったと思うが、焦って決めてしまい後悔がある」(20点)
・「思っていたより部屋が狭かったのと、スーパーが徒歩圏内から少し離れていたから」(50点)

<LIFULL HOME’S編集部からのチェックポイント>

・マナーをチェックする方法には、ゴミ置き場を確認する以外に、郵便ポストの周辺にチラシが散乱していないか、掲示板に騒音に対する注意喚起などがないかを見てみるのも有効です。

・物件を内見する前に、絶対に譲れない条件と無理なく出せる予算を定めておくことをおすすめします。内見すると物件の内装に気を取られがちなので、周辺環境や通勤先などへの通いやすさも含め、条件ごとに点数をつけておくといいでしょう。内見する時間がないという方は「オンライン内見」という方法もあります。

調査概要
調査実施期間:2022年12月14日(水)~12月15日(木)
調査対象者:全国/過去3年以内にはじめて一人暮らしをした経験があり、部屋選びにかかわった人
調査方法:インターネット調査
有効回答数:550人

関連情報:https://www.homes.co.jp/cont/data/data_00134/

構成/Ara

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