小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

発想がすでにアート!新緑や桜色に染まった女の子の切り絵がSNSで話題

2023.01.28

切り絵といえば、昔からある絵画の技法の1つ。

1枚の紙を切り抜いて人や風景を形作るというのが基本ですが、アートや大人の趣味として認知が広がっている最近では様々なアイデア作品が登場しています。

というわけで今回は、ツイッターを騒がせた「発想自体がアート」な切り絵作品をご紹介します!

発想がすでにアート!新緑や桜色に染まった女の子の切り絵がSNSで話題

切り絵 × 風景

Ericaさんの風景切り絵2

風景の前にかざした1枚の切り絵の中には、着物を着た女の子。

切り取った部分からキラキラ輝く新緑のもみじが透けて、まるで女の子が青もみじ柄の着物を身に纏っているかのように見えます。

Ericaさんの風景切り絵4

Ericaさんの風景切り絵1

ほんのりオレンジに色付いた秋のもみじや春の桜の花など、季節によって様々な色に染まる女の子の姿はなんとも雅で、自然を彩る風景の一部のよう。

作品が投稿されたツイッターには「発想がスゴイ」「天才」「魅せられてしまった」とたくさんのコメントが寄せられ、多くの人たちを魅了していたのでした。

近くの景色でも

女の子の切り絵の作者はErica(@Erica__kirie)さん。お仕事や家事の合間に切り絵作品を制作しては、ツイッターで公開されて話題を読んでいる人気クリエイターさんです。

Ericaさんの風景切り絵3

カワイイ女の子のモチーフが多いEricaさんの作品は、どれも自然の「色」を活かしたものばかり。

切り絵の技術にも驚愕ですが、合わせる風景の「色」はその瞬間にしかないものだと思うと一層儚い美しさを感じますよね。

Ericaさんの風景切り絵5

こんな風に切り絵と風景を組み合わせるアイデアはどのようにして生み出されたのか、Ericaさんに作品作りのきっかけについて尋ねてみました。

「3年ほど前、切り絵と景色を重ねてる方がいらっしゃってその方に憧れてはじめたのがきっかけです。最初は普通のカッターナイフで見様見真似で切ったのがはじまりでした。不格好で下手くそなりに作った切り絵。当初は全く反応もなかったのですが、少しずつ色んな方に見ていただけるようになり気づいたら切り絵を始めて3年ほど経ちました。」(Ericaさん)

その後、日本はコロナ禍となり、なかなか遠出ができなくなってしまったことも作品作りを続ける要因になったのだそう。

「本当は色んな場所で切り絵を合わせたかったのですが、コロナが流行ったこともあり遠出ができない日々が続いていました。そんななか少しでも癒やしになれたらと考え、『近くの景色も切り絵を通すと輝いて見える』という想いを伝えたくてツイッターで切り絵と景色を発信し続けています。」(Ericaさん)

さらにEricaさんの切り絵はメディアでも注目を集め出し、病に伏していたお父様が亡くなる2週間ほど前にローカルでテレビ出演をされたということ。

「父は私の切り絵を見て泣きながら喜んでいたそうです。あまり応援しない父が、私の作品を全力で応援してくれました。その想いも忘れずに亡き父に届くように切り絵を作り続けています。

普段は仕事をしてるので作る時間はあまりないのですが、これからも春夏秋冬で合わせたい娘を考えながらオリジナル作品を制作していきます。」(Ericaさん)

Ericaさんの風景切り絵6

Ericaさんの思いを乗せた切り絵の女の子と、四季折々の色が共鳴するアートをご紹介しました。

■Erica(@Erica__kirie)さん

切り絵と景色が好きな2児の母。犬夜叉、シャーマンキング、平家物語、CCさくら、色んなアニメ観ます。

■ツイッター https://twitter.com/Erica__kirie

■ウェブショップ https://erica-kirie.booth.pm

文/黒岩ヨシコ

編集/inox.

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。