イーストタイムズ社が、企業向けのブランディングサービス「FRCB(フラッグリレーションズ・コーポレートブランディング)」を開始。ジャーナリズムと企業のコミュニケーション、一見相容れない2つの要素を取り入れたユニークなサービスを掘り下げる。
企業のアイデンティティを掘り下げる
同社では、ニュース性を「話題性」「時事性」「社会性」「普遍性」の4つの軸で評価します。
企業の広報・PRでは、とかく話題性と時事性に焦点が当てられがちです。タイムリーな情報がメディアやSNSで話題になっても、表面的な情報の拡散にとどまることがあります。あるいは、企業のブランドづくりがニュース性とは関係なく、ロゴやホームページといった美しい(おもしろい)クリエイティブに終止することも、少なくありません。
そのどちらでもなく、企業の社会的な存在意義(社会性と普遍性)を掘り下げて、自社に対する社内外の認識から変えていくのが、本サービスの真骨頂です。
「ニュース性を掘り下げるとCSV(※)になる。自分たちの経済活動が社会課題の解決に結びついている企業ほど、ジャーナリズムの手法がよく効く」と、中野氏は分析します。これまでも同様の手法で、内外のブランド強化や認知拡大、経営理念の浸透、人材採用などで、実績を積んできました。
昨今では「パーパス(企業の存在意義)」のキーワードが注目されるなど、社会の一員として企業の価値を見直すのは現代ビジネスの大きな流れ。その有効な手法として、トレンドをつくる可能性のある最新ビジネスです。
イーストタイムズ、ジャーナリズムに基づく「企業価値言語化サービス」リリース アイデンティティ構造化により、戦略PR・戦略HR・戦略IRの軸を構築
取材・文/ソルバ!
人や企業の課題解決ストーリーを図解、インフォグラフィックで、わかりやすく伝えるプロジェクト。ビジネスの大小にかかわらず、仕事脳を刺激するビジネスアイデアをお届けします。
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