子どもの勉強時のスマートフォン活用率は63.7%
2022年以降に子どもに初めてスマートフォンを持たせた親(n=1,000)を対象に、子どもの勉強時のスマートフォン活用について聞いたところ、63.7%が「勉強をする際に、スマートフォンを活用している」と回答した。
次に、子どもが勉強時にスマートフォンを活用していると回答した親(n=637)を対象に、子どもが勉強時に利用しているアプリ/サービスを聞いたところ(複数回答可)、「YouTubeなどの動画学習」が44.6%と最も多く、次いで「英会話・英単語学習」が26.4%、「語学(英語以外)の学習」が18.7%となった。
2022年以降に子どもに初めてスマートフォンを持たせた親(n=1,000)を対象に、子どもが勉強をする際にスマートフォンを活用することについて聞いたところ、過半数の親が子どもが勉強をする際にスマートフォンを活用することについて「賛成」と回答した。
子どもにお小遣いを渡すときの手段、昨年と比べると「現金」が減少
2022年以降に子どもに初めてスマートフォンを持たせた親(n=1,000)を対象に、子どもにお小遣いを渡すときの手段を聞いたところ、「現金」が61.2%と最も多く、次いで「キャッシュレス」が11.8%、「現金とキャッシュレスの併用」が11.7%となり、2022年と比較すると「現金」が3.1ポイント減少、「キャッシュレス」が2.7ポイント増加、「現金とキャッシュレスの併用」が1.3ポイント増加となった。
次に、子どもにお小遣いを渡していると回答した親(n=847)を対象に、キャッシュレスでのお小遣いを送金したいかを聞いたところ、「利用したい」が18.5%、「やや利用したい」が26.9%と合わせて45.4%が利用意向を示した。
2022年と比較すると「利用したい」と「やや利用したい」を合わせると40.3%で5.1ポイント増となった。
子どもがスマートフォンのQRコード決済を利用していてよかったことの上位は「お金の送金ができる」「振込手数料がかからない」
2022年以降に子どもに初めてスマートフォンを持たせた親(n=1,000)を対象に、普段の決済方法を聞いたところ(複数回答可)、親は「現金」が67.3%と最も多く、次いで「クレジットカード」が66.2%、「スマホ決済(QRコード式)」が39.4%となった。
子どもは「現金」が81.4%と最も多く、次いで「カード型の交通系電子マネー」が15.0%、「スマホ決済(QRコード式)」が11.7%となった。
次に、QRコード決済を利用していると回答した親を対象に、利用しているQRコード決済のサービスを聞いたところ(複数回答可)、親(n=394)は「PayPay」が74.6%と最も多く、次いで「d払い」が37.1%、「楽天ペイ」が36.0%となった。
子ども(n=117)は「PayPay」が71.8%と最も多く、次いで「楽天ペイ」が22.2%、「d払い」が17.1%となった。
次に、子どもがスマートフォンのQRコード決済を利用していると回答した親(n=99)を対象に、子どもがスマートフォンのQRコード決済を利用していてよかったことを聞いたところ(複数回答可)、「手持ちの現金がないときにお金の送金ができる」が37.4%と最も多く、次いで「振込手数料がかからない」35.4%、「時間を問わず送金できる」が31.3%となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。
<調査概要>
「2023年1月初めてスマートフォンを持つ子どもと親への意識調査」
調査期間:2022年12月26日~12月27日
有効回答:<予備調査>1,769人<本調査>1,000人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>2022年以降に子どもに初めてスマートフォンを持たせた20歳~59歳の男女、<本調査>2022年以降に初めてスマートフォンを持った子がいる親
設問数 :<予備調査>11問、<本調査>19問
出典元:MMD研究所
構成/こじへい