仕事やプライベートのスケジュール管理のために、手帳は欠かせない。最近はデジタルツールと併用したり、デジタルツールのみを使用している人も多いが、実際のところ、ユーザーは手帳をどのように活用しているのだろうか?
そこで高橋書店は全国の10~60代1,000人を対象にした「手帳に関する意識調査」を実施。先日、その結果を発表した。
手帳メインユーザーでスマートフォンアプリなどと併用する人は93%
手帳をメインに使うユーザーのうち、スマートフォンアプリやPCツールなど、その他のスケジュール管理ツールも併用している人は93%という結果に。
併用する理由は、「手帳とアプリそれぞれに利点があるから」と回答した人が62.9%で最も多く、次いで「公私の予定を分けたい」という理由も34.2%となった。書き込む予定の種類や、シーンによって使い分けが行われていることがわかった。
手帳ユーザーはその他ユーザーに比べて、スケジュール管理のトラブルが14%も少ない?
時間の使い方でトラブルを感じている人へ、コロナ禍前後を比べて「予定のダブルブッキングが増えたか」を聞くと、手帳ユーザーは61.4%、その他ユーザーは75.4%で手帳ユーザーが14%少ない結果に。テレワークでデジタル上でのやり取りが増えたことにより「予定を詰め込まれる」などの弊害が生まれている中、手帳ユーザーは他ユーザーに比べトラブルを回避できていることがわかる。