利用率の高いアプリ1位は「LINE」。SNS利用者は少ないが#(ハッシュタグ)検索には意欲的
インターネットサイトやアプリの利用について聞いたところ、「LINE」が79%で最も利用率が高く、続いてグーグル66.2%、ヤフー66%となった。一方、Facebook、Instagram、Twitter、TikTokなどのSNS利用率は、いずれも2割に届かない結果となった。(図4)
また、SNSで「#(ハッシュタグ)」を使った検索、いわゆる「タグる」行為をするかどうか聞いたところ、現在もしくは過去検索したことがある人は11.8%となった。しかし、「今後は検索してみたい」と回答した人は21.6%で、利用者と合わせ三分の一強である33.4%が#検索に関心を示していることがわかった。(図5)
「二次元バーコード」利用は3割超、女性の利用率が男性を上回る
QRコード等の「二次元バーコード」の利用状況を聞いたところ、「よく利用する」「たまに利用する」と回答した人は32.8%となった。年代別では、男女ともに60代が最も高く、またどの年代も女性の利用率が男性を上回った。
二次元バーコードは、スマートフォン利用率の高い女性ほど浸透が進む可能性が高く、今後二次元バーコードを使ったサービスを受容しやすいシニアが増加すると考えられる。(図6)
また、スマートフォンやタブレット端末のゲームアプリの利用状況を聞いたところ、比較的高い割合で利用していることがわかった。中でも「脳トレ」関連アプリでは、女性31.8%、男性13.8%で女性の利用率が高く、「将棋」関連アプリでは、男性9.1%、女性2.9%となり、男性の利用率の高さが見られた。(図7)
<調査概要>
目的:60歳以上のシニア層に於けるデジタルデバイスの浸透やオンラインを活用した消費・生活の実態や意識を探ること
調査手法:インターネット調査
調査対象:「ゆこゆこホールディングス株式会社」が運営する「ゆこゆこネット」の登録会員の男女60歳以上
サンプル数:1,119名
調査期間:2022年7月19日(火)~7月24日(日)
出典元:株式会社ADKホールディングス
構成/こじへい