DIME MAGAZINE
いつの時代も、流行の最先端にいる10代後半から20代前半までの若年層。トレンドに敏感な彼・彼女らの視点から見て、2022年下期にもっともムーブメントを巻き起こしたコンテンツとは、いったい何なのだろうか？
LINEが運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は、全国の15〜24歳の若年層男女を対象に、「2022年下期の流行」に関する意識調査を9月、12月の2回にわけて実施。その結果をカウントダウン形式で発表した。
【下半期総括】W杯関連やエンタメ作品、ゲームが10位以内にランクイン
最新12月期の調査結果では、「FIFAワールドカップ/W杯」が1割強と急上昇して1位となり、9位には「サッカー」もランクインした。2位はアニメ「チェンソーマン」がランクインし、前回83位から大きく上昇する結果となり、3位には2022年10月期のドラマ「silent」が入った。
2022年の11月18日にポケットモンスターシリーズの新作が発売されていることもあり、「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」が5位に、「ポケットモンスター/ポケモン」が7位にランクインした。
なお、前回調査では2位で、過去の調査でも継続的に上位にランクインしていた「TikTok」は、最新の調査結果では10位となった。
下半期を通じての傾向としては、9月期、12月期の公開映画やイベントに加え、「SPY×FAMILY」、「チェンソーマン」「ONE PIECE」などアニメ作品や「Splatoonシリーズ」や「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」などゲームタイトルが上位10位以内に多く並ぶ結果となった。
【最新12月期】30位内に「すずめの戸締まり」や「King & Prince」
最新12月期の11位以降のランキングでは、「なにわ男子」や「プロジェクトセカイ カラフルステージ！feat.初音ミク」など毎回ランクインしているアイドルグループやゲームタイトルが並ぶ中、15位に「すずめの戸締まり」が入った。
また、21位には「なかやまきんに君」、24位には「King & Prince」がランクインした。
25位には「ブルーロック」、26位には「ぼっち・ざ・ろっく！」といった2022年10月から放送が開始しているアニメ作品が急上昇しランクインする結果となった。
【最新12月期】男性は「FIFAワールドカップ」、女性は「silent」「チェンソーマン」が上位に
男女年齢別にみてみると、ランキングの順位や傾向は少し異なる結果となった。男性はどの年齢層においても「FIFAワールドカップ/W杯」が1位にランクインした。男性19歳以上では2割弱となり、特に高い注目を集めた様子がうかがえる。
男性15〜18歳、19～22歳では「チェンソーマン」が上位となり、19～22歳、23〜24歳では「ポケットモンスター/ポケモン」「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」が上位となった。
また、全体で26位だった「ぼっち・ざ・ろっく！」は19～22歳の年齢層で8位にランクインした。
女性では、19～22歳、23〜24歳の年齢層で、ドラマ「silent」が全体1位のW杯をおさえて1位となり、15〜18歳ではアニメ「チェンソーマン」が1位に輝いた。加えて「ちいかわ」も前回調査から上昇し、女性を中心に流行している様子がうかがえる。
男性は過去の調査結果の傾向と同じくゲームタイトルやアニメ作品を中心に、女性はアイドルグループやアニメ作品などが上位10位に並ぶ結果となった。
＜調査概要＞
2022年12月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象：日本全国の15歳～24歳の男女
実施時期：2022年12月1日～12月5日
有効回収数：4,460サンプル
※回収比率は、[男性]15-18歳:19-22歳:23-24歳:[女性]15-18歳:19-22歳:23-24歳が2:2:1:2:2:1
2022年9月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象：日本全国の15歳～24歳の男女
実施時期：2022年9月1日～9月5日
有効回収数：4,733サンプル
※回収比率は、[男性]15-18歳:19-22歳:23-24歳:[女性]15-18歳:19-22歳:23-24歳が2:2:1:2:2:1
出典元：LINEリサーチ
https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
構成／こじへい
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