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離職意向のある入社2~4年目の若手社員が抱えている不安と職場に求めているもの

2023.01.22

社会人3年目、離職意向ありの約7割が「仕事量が多い」、約6割が「キャリアへの不安」を実感

次に、社会人3年目の結果をみていく。2年目同様に、3年目においても離職意向ありが意向なしよりも全項目で壁を感じる結果となった。その中でも、「仕事を進める上で困難に感じることがある」が78.7%と、最も高い壁となった。次に「仕事の量が多いと感じることがある」が69.9%、「仕事が飽きた、つまらないと感じることがある」が60.2%と続いた。

離職意向ありとなしを比較すると、「仕事の量が多いと感じることがある」が意向なしよりも29.2ポイント高く、最も差が出る結果となった。次に差が出た項目は「今後のキャリアが描けず、この会社で働き続けることに不安に感じることがある」で、意向ありが28.1ポイント高くなった。(図2)

社会人4年目、離職意向ありの5割以上が「職場の文化が合わないことがある」

離職意向のある4年目社員においても、2、3年目同様に離職意向ありが意向なしよりも全項目で壁を感じる結果となり、「仕事を進める上で困難に感じることがある(75.5%)」、「仕事の量が多いと感じることがある(64.3%)」、「仕事が飽きた、つまらないと感じることがある(59.2%)」「仕事の判断を任されることがある(59.2%)」の順に困難を感じていることがわかった。

離職意向ありとなしを比較すると、「職場の文化が合わないと感じることがある」に関して、離職意向ありが26.3ポイント高く、最も差の出る項目となった。

離職意向ありでは、年次が上がるにつれ項目の半数以上において壁が低くなる傾向があったが、「職場の文化が合わないと感じることがある」のみ、年次が上がるにつれて壁が高くなるという結果が見られた。(図3)

離職意向のある2年目、意向なしよりも10ポイント以上高い割合が「仕事を進める上で相談相手がいない」

ここからは、離職意向ありの社員が具体的にどのような場面で困難に感じているか、離職意向のない社員と違いが出た項目をピックアップし、年次別に紹介する。

社会人2年目の離職意向ありの9割が選択した「仕事を進める上で困難に感じたことがある」という壁について(図1参照)、彼らは具体的にどのような場面で困難を感じているだろうか。離職意向ありでは「自分のスキルが足りない」ときと回答した割合が30.5%と最も高くなり、意向なしと8.5ポイントの差が出た。

続いて「業務量が多い(25.3%)」「業務内容が難しい(21.1%)」「教えてくれる人がいない(21.1%)」となり、次の「相談相手がいない(20.0%)」に関しては、離職意向ありがなしよりも11.0ポイント高く、最も大きな差となった。(図4)

上記設問において、離職意向ありが最も高い割合で困難に感じていた「自分のスキル不足」だが、2年目社員はどのような知識・スキルに不安を感じているだろうか。

自分の知識・スキルに不安を感じている人に、具体的にどのようなスキルが不安か質問したところ、離職意向ありでは、「プレゼンテーション力(31.3%)」がトップで、離職意向なしよりも9.1ポイント高い結果だった。

また、離職意向ありとなしの差で最も大きかった項目は「ビジネスライティング力」で16.0ポイント意向ありが高い結果に。プレゼンテーション力やビジネスライティング力は、会議や商談時、また議事録・企画書の作成など、実務において必須のスキルであり、実際に仕事を進めていく中でスキル不足を感じていることが推察できる。(図5)

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