一日の終りに自宅でのんびりと楽しむお酒は、忙しく立ち回る現代人に安らぎのひとときをもたらしてくれる。
そこでオレンジページは、オレンジページメンバーズである国内在住の20歳以上の女性1145人を対象に「お酒にまつわる意識」について調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
お酒を週に1日以上飲む人は4割、普段飲むお酒は「ビール・発泡酒」
お酒を飲む人のうち、週1日以上、自宅でお酒を飲む人は 43.3%。飲む理由は、「気分をリラックスさせたい」84.1%が他を大きく引き離して1位に。
よくお酒を飲むシーンで目立ったのが、「週末の夜、家事をすべて終えて翌日は朝寝坊できるときに飲みます」(50代・かなっちょ)や「すごーく頑張った日にお疲れさまビール」(40代・たーぼう)という声。お酒を飲むことが、オンとオフの切り替えになっている人が多いようだ。
ちなみに年代別の集計結果でみると、20代では、週1日以上自宅でお酒を飲む人が27.5%と、他の世代に比べ15.8ポイント少なめ。よく耳にする「若者のお酒離れ」現象がここにも現れていた。
気になるお酒代は、飲む頻度に関係なく平均値では1カ月3000円未満が最多。ただし飲酒の頻度別に見ると、週1~3日飲む人は3000円~5000円、週4日以上飲む人は5000円~1万円が最多であった。
また、ふだん飲むお酒の種類は、「ビール・発泡酒」75.8%が2位以下を引き離して1位に。発泡酒好きの人は味が「飲みやすい」(60 代・ゆきちゃん)だけでなく、「低価格で手にとりやすい」(40代・ひよっこ)のようにコスパ重視という人が多く、物価高の世相を反映した結果となった。
「食事のおかず」や「スナック」で頑張りすぎないおつまみを楽しむ人が多数
自宅で飲むときにおつまみを食べない人はわずか5.6%であった。ほとんどの人が何かをつまみながらお酒を飲んでいるようだ。
おつまみで多いのは「食事のおかず」81.8%、「市販のスナックや乾きもの」58.3%。お菓子をつまみながら飲む人も70.0%いた。
また、好きな手作りのおつまみを聞いたところ、「枝豆のペペロンチーノがお気に入り。ゆでた枝豆をオリーブオイルとにんにく、赤唐辛子、ブラックペッパーでかるく炒めるだけ!」(50代・ママぽん)や「生ハム系のおつまみが好き!柿とかぶとクレソンといっしょにオリーブオイルであえたりします」(50代・Chako)のように、フライパンで作れる炒め物や具材をあえるだけのサラダなど、ちゃちゃっと作れるものを挙げる人が目立つ。
おいしくお酒を飲むために、ふだん食べるおつまみは頑張りすぎず、手軽なもので簡単にすませる人が多いことが分かった。
調査概要
調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数1145人)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年10月26日~11月1日
関連情報:https://www.orangepage.net/
構成/Ara