最近では、UVケアの重要性が周知され男性でも日焼け止めを使う人が増えているという。一方で、春と夏は紫外線が強いことは文字どおり肌で感じるが、冬にケアは必要なのだろうか。
そこでポーラは、パーソナライズドサービスブランド「APEX(アペックス)」の肌分析データを使用。年間を通したUVケアの実態を分析した。
冬にUVケアを実施する人は夏と比べて約8%減少、ケアすることで得られるメリットは?
肌分析時に回答してもらった「普段使用しているスキンケアアイテムに関するアンケート」から、1年間のUVケア・化粧下地の使用率を調査したところ、冬(12月~2月)もUVケア・化粧下地を使用していると回答した人は、夏と比較して、約8%減少するということがわかった。
また、冬の期間にUVケアをしている人は、していない人と比較して、肌色に関係する「メラニン」「にごり」のスコアが良い(有意に高い)ということも判明。
年代別で比較してみると、20代~50代は、夏のUVケア実施率は世代間差が少なく、一方冬の実施率は世代間差は広がる傾向がみられ、60代以降は夏冬とも他の世代に比べてUVケア率は低い傾向となっていた。
冬は、春夏と比較してUVケアに対する意識が低くなりがちだが、紫外線は一年中降り注いでいるため、冬であってもしっかりUVケアをすることがおすすめだ。
調査製品
調査対象期間:2021年10月1日~2022年9月30日
調査対象の肌分析件数:合計:70,713件
調査方法:普段使用しているスキンケアアイテムに関するアンケートで、「朝夜いずれか、 もしくは両方、UVケア・化粧下地」を使用していると回答した人を「UVケア実施者」と定義し、その割合を月別・年代別に調べた。
構成/Ara