職場や学校では、身だしなみに気を付けたいところ。ではイマドキのZ世代は、身だしなみについてどんなところに重点を置いているのだろうか?
マイナビ転職とZ総研の共同プロジェクト「はたらきかたラボ」はこのほど、全国の18~25歳の男女213名を対象に「身だしなみに対する意識」に関するアンケート調査を実施。彼らが考える職場の服装規定など、興味深い回答結果を発表した。
身だしなみで意識しているポイント1位は「髪型」
「普段、職場や学校での“身だしなみ”に関して最も意識していることは何か」と質問としたところ、「髪型」が37.1%で最多となり、以下、「メイク」が28.6%、「服装」が11.7%という結果になった。
またその理由についても自由回答で聞くと、1位「髪型」を選んだ人は「清潔感がある人に見られたいから」など清潔感を気にしている人の意見が最も多く、他には「コロナで顔がマスクで隠れているので髪型はきちんとしている」や、「髪が整っていると自信が持てて明るくいられるから」、「学生は髪型しかお洒落をするところがない」などの意見が出ていた。
それ以外にも、2位「メイク」を選んだ人からは「リモートの時は目元を特に気にする」や「第一印象を良くするため」、3位「服装」を選んだ人からは「美容学生らしく、見た目から美しくいたい」や「多くの人から良い印象を持ってもらうため」などの意見が寄せられた。
コロナ禍で身だしなみに対する意識にも変化あり
「新型コロナウイルスの感染拡大によって“身だしなみ”に関して変化したポイント」について聞くと、「メイク」が60.6%で最も多く、次に「スキンケア」が48.4%、「ヘアケア」が32.4%、「体型・スタイル」が23.5%という結果となった。
前述の自由回答の中にも「コロナで顔がマスクで隠れているので髪型はきちんとしている」「リモートの時は目元(のメイク)を特に気にする」など、以前は意識していなかった“身だしなみ”のポイントを、コロナ禍によって気にするようになったと捉えられる回答もあった。
職場での理想の服装規定は「服装・髪型が完全自由」
「職場での服装制度を自由に選べるとしたら、どれが良いか?」と質問したところ、最も多かったのが「服装・髪型が完全自由」で68.5%、次いで「オフィスカジュアル指定」が18.8%、「制服(作業着)の着用必須」12.7%という結果となり、「服装・髪型が完全自由」の職場で働きたいと思っているZ世代が多いことがわかった。
<調査概要>
調査時期:2022年9月9日~9月14日
調査機関:Z総研
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国男女18~25歳 213名
構成/こじへい