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ドライバー必読!日差しが眩しい時に使うバイザーの正しい使い方

2023.01.08

バイザーは、運転中に眩しいときに使うアイテムのひとつです。このバイザーの使い方は人それぞれですが、どのような使い方がベストなのでしょうか。必要な分だけ出すパターンとフロントガラスに密着させるように出す方法の両方を試し、それぞれのメリットやデメリットを検証します。バイザーを使うときの参考にしてみてください。

【検証1】バイザーを必要な分だけ出す

(筆者撮影)

バイザーを必要な分だけ出すと、陽の傾きがキツいとき、つまり早朝の日の出の時間帯や夕方の西日が眩しいときに有効です。

ただし、必要な分だけバイザーを出した場合、交差点の右左折時や見通しの悪い場所などで、頭を前に出したり前屈みになったりしたときにバイザーに頭をぶつけてしまうことがあります。特に、ルーフの高さが低い車、つまりバイザーの取り付け位置と頭の位置が近い場合は、頭をぶつけやすいため、ルーフが低い車でバイザーを必要な分だけ出すときは、運転中にバイザーに頭突きをしないよう気をつけましょう。

また、ルーフの高さが低くバイザーの取り付け位置が低い車の場合は、前方視界の範囲が狭くなりやすいため、信号や標識など運転に必要な情報を見落としやすくなります。そのため、バイザーを出して走行するときは、前方の交通状況や運転に必要な情報を見落とさないよう注意しましょう。

【検証2】フロントガラスに密着させるように出す

(筆者撮影)

バイザーをフロントガラスに密着させるように出すと、陽の高さが高い時間帯、つまり日中や夏の日差しが強いときなどに有効であることがわかりました。

ただし、バイザーの取り付け位置と関連しているルーフの高さが低い車の場合には、信号や標識など運転に必要な情報を見落としやすくなるため、バイザーを出して運転する際には前方視界の範囲が狭くなっていることを意識しながら運転する必要があるといえるでしょう。

バイザーをフロントガラスに密着させるように出した場合は、交差点の右左折や見通しの悪い場所などで頭を前に出したり前屈みになったりしたときに、バイザーに頭をぶつける心配がないため、運転中に頭突きをしてしまうことはありませんでした。

【検証結果】それぞれにメリットやデメリットがある

(筆者撮影)

眩しさを低減させるバイザーをどのように出す方が良いのか検証した結果、必要な分だけ出した場合とフロントガラスに密着させるように出した場合のそれぞれにメリットやデメリットがあることがわかりました。

そのため、走行している状況や日の傾き具合などに応じて、バイザーをどのように出すのか変える必要があるといえるでしょう。また、必要な分だけバイザーを出したときとフロントガラスに密着させるようにバイザーを出したときのいずれも、前方の視界が狭くなることがあるという点が共通のデメリットであることもわかりました。

よって、運転中にバイザーを有効に活用するのは良いことであるものの、前方視界が狭くなり、交通状況や運転に必要な情報を見落としやすくなるという点に注意する必要があるといえるでしょう。

車に装備されているバイザー以外の選択肢

車に装着されている純正のバイザー以外に、後付けタイプの透明の色付きバイザーを取り付けたり、サングラスを着用したりすることで眩しさを低減させるという方法もあります。これらのツールを使えば、前方の視界を狭くすることなく、眩しさを低減させることが可能です。そのため、必要に応じて後付けの透明の色付きバイザーやサングラスを用意するのも良い方法だといえるでしょう。

まとめ

(筆者撮影)

車に装備されているバイザーは、陽の傾き具合に応じて、どの程度出すのか変える必要があります。ただし、バイザーを出すことで前方の視界が狭くなり死角が多くなるという点に注意しなければなりません。そのため、バイザーは必要なときに出し、不要なときは格納しておくのが良いといえるでしょう。また、車に装備されているバイザーは、ルーフの高さによって取り付け位置が異なるだけでなく、車種によってバイザーそのものの大きさも異なります。よって、車に備え付けられている純正のバイザーで日差しを遮ることができない場合には、サングラスや後付けの透明の色付きバイザーを用意し、目が眩まないよう対策することも安全運転に必要なことだといえるでしょう。

取材・文/齊藤優太

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