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ワイン、クラフトコーヒー、マジ中華、現地ライター案内する日本人が知らないシアトルの魅力

2023.01.07

日本人旅行者が素通りしてしまうような場所に、実は本当のアメリカ旅の魅力が隠されているもの。現地ライターならではの目線で、そんなおすすめのアメリカ旅行先をガイドしていくシリーズ、第4回はシアトル。

シアトルと言えばマリナーズとスタバ……ほかには?

マリナーズ球団会長付特別補佐として、現在もシアトルで活躍し続けるイチロー氏。現役の頃はその姿をひと目見ようと、マリナーズ観戦に多くの日本人がシアトルを訪れたものだ。

そして、スターバックス1号店で限定アイテムを土産に買うのが定番コースであった。コロナ禍を経て、今のシアトルはどうなっているのか?

2022年は、シアトルに関してちょっと驚くニュースがあった。7月、連休の国内旅行先としてシアトルがニューヨークをおさえて第2位に。

そして9月に入り、ついに第1位に輝いたのである。シアトルは、アメリカ人にとって注目すべき小旅行先となっているようだ。

アメリカ人を引き付けている魅力は何だろう。ひとつには豊かな自然と温暖な気候がある。森と湖に囲まれたシアトルは、アウトドア・アクティビティーのメッカ。

おだやかな湖面でのカヤックやカヌー、スタンドアップパドルボード、クルージングは、シアトル観光の醍醐味。シアトル発のアウトドア用品店、REIも有名だ。

各地にキャンプ場が充実するのはもちろんのこと、コテージ、キャビン、ロッジなど、自然の中にさまざまな宿泊施設が整う。

旅程に余裕があれば、離島へ渡ることも考えてみて欲しい。ホエール・ウォッチングが盛んな北方のサンファン諸島(San Juan Islands)から、シアトル至近で通勤圏内のベインブリッジ島(Bainbridge Island)まで、数多ある離島にワシントン州フェリーでアクセスできる。

車では入れない知る人ぞ知る秘境、シェラン湖(Lake Chelan)とつながるステヒーカン(Stehekin)は、湖水がエメラルドグリーンにきらめく絶景スポットだ。

また、日本では某カフェラテでおなじみ、日本の富士山に似た壮麗さをたたえるマウント・レーニア国立公園(Mount Rainier National Park)、世界的に珍しい温帯雨林が世界遺産に登録されているオリンピック国立公園(Olympic National Park)も、日本とは全く違う大自然の営みに感激すること必至。

シアトルの味覚としては、新鮮なシーフードのほか、ワインも忘れてはならない。シアトルのあるワシントン州は、カリフォルニア州に次ぐ全米第2位のワインの産地だけに、ワイナリーやテイスティング・ルームが数え切れないほど点在する。

一挙に回るなら、シアトルから北東に位置するウッディンビル(Woodinville)へ出掛けてみよう。豪華な邸宅や庭園が見事な、シャトー・サン・ミッシェル・ワイナリー(Chateau Ste. Michelle Winery)で過ごす休日は格別。

ワシントン州産ワインは多様なラインナップが見られるが、赤ならシラー、白ならシャルドネ(個人的にはピノグリも捨てがたい)をチョイスしたい。

ワイナリー訪問の敷居は低く、服装もカジュアルで問題なし。モダンなインテリアのテイスティング・ルームが増えており、観光客だけでなく、シアトルの地元民も仲間内でのパーティーやチルアウトに気軽に訪れている。

ワシントン州西部に位置するオリンピック国立公園。うっそうとした森がどこまでも広がり、北部には夏季にオープンするソルダック・ホットスプリングス(Sol Duc Hot Springs)という天然温泉施設も

ワシントン州東部の代表的なリゾート地、シェラン湖ではウォーター・アクティビティーが盛ん。フェリーや水上飛行機を利用して、北端のステヒーカンへ渡ってみよう

ウッディンビルでワイン三昧。ボルドー・スタイルのワインが世界的に評価を受けるデリール・セラーズ(Delille Cellars)など、おしゃれなテイスティング・ルームはロマンチックなデートにもぴったり

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