ここ10年あまりで、SNSは急速な発展を遂げた。そんな中、商品・サービスをプロモーションする上で、InstagramやTwitter、YouTubeなどを活用した「SNSマーケティング」は、欠かすことができない施策の一つとなっている。
では実際のところ、企業はSNSマーケティングにどれほどの予算を割き、また、どんなSNS媒体を特に活用しているのだろうか。
そこでニュートラルワークスはこのほど、348名を対象に「企業のSNSマーケティング」に関する意識調査を実施。その結果をグラフにまとめて発表した。
SNSマーケティングの予算が増えた理由、1位は「集客や売上への貢献が見込まれるため」
「SNSマーケティングに関する予算は直近一年でどのように変化しましたか?」という質問に対し、約94%の人が「変わらない」もしくは「増えた(どちらかといえば増えた)」と回答し、SNSマーケティング予算を削減した企業はほとんどないことがわかった。
「予算が増えた理由」について伺うと(複数回答)、「集客や売上への貢献が見込まれるため」が最も多く45.8%、「新規顧客の獲得に繋がるため」が41.7%、「費用対効果が高いため」が37.5%という結果となった。
そのうち予算が増えた施策として「SNS広告(53%)」「自社アカウント運用(42.6%)」を挙げており、SNS広告と自社アカウントの運用を通して、費用や手間に対して顧客の獲得や売り上げへの効果を感じていることがわかった。
「SNSマーケティングをどのように運用しているか」について聞くと「自社で内製」が58%、「一部外注」が34.8%、「全て外注」が7.2%となった。