WizWe社は、人の能力を早く、大きく向上させるスタートアップ。「100億人をありたい姿へ」と夢を語る代表の森谷幸平氏に、サービスの現在地とビジョンを聞いた。
習慣化のポテンシャル
Smart Habitの最大の特徴は、ぼう大な会話パターンを分析、仕組み化して行動の継続を促す「習慣化プロトコル」にある。これによりコミュニケーションを一部自動化して、「1人で最大3000人サポート」という数字を実現した。
かといって、サポートを完全に自動化すると継続率が下がることが、行動データの分析からわかっている。人でなければできないコミュニケーションを残しつつ、自動化を洗練してコストを下げるのが当面の課題だ。
現状では1人サポートにつき月額200円〜で、企業向けに提供しており、社員研修や会費が数千円のスポーツクラブの利用が多い。近い将来に月額50円程度まで圧縮すれば、ワンコイン程度のアプリでも導入が進むと、同社は見ている。
三日坊主はジャンルや国、文化、に関わらず、個人の成長を妨げる課題。習慣化のコストを下げ、世界中の人が利用できるようにするのが同社のビジョンだ。
ヘルスケア領域で広く活用すれば、医療費の削減につながる。学習領域では、地域や所得に関わらず、子どもにより平等なチャンスを提供できるだろう。
人類共通の核心的な課題を解決するだけに、大きな伸びしろを感じさせる事業だ。
取材・文/ソルバ!
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