2022年の世相を表すGoogle検索ランキング発表
2022 年は、みなさんにとってどんな年だっただろうか。今年は緊急事態宣言が発令されず、旅行や対面でのイベントも増え、少しずつ以前のような生活が戻り始めたと感じられたのではないだろうか。
そんな2022年ではどのようなワードが多く検索されたのか。Googleが発表した「2022年Google検索ランキング」の概要を紹介していこう。
各ランキングは、昨年と⽐較して2022年中にGoogleで検索が急上昇したキーワードで、今年の話題や流⾏を反映している。(調査対象期間:2022年1⽉1⽇~11⽉24⽇)
急上昇ランキング
今年のトレンドを映す「急上昇ランキング」では、7月に起きた銃撃事件により亡くなった元内閣総理大臣「安倍晋三」氏が1位になった。
4位には、任天堂の大人気アクションシューティングゲーム「スプラトゥーン3」がランクインしたほか、サッカー「ワールドカップ」が8位という結果に。
人物、スポーツ選手ランキング
「人物」では、「安倍晋三」氏のほか、イギリス史上最高齢かつ最長在位の君主として96歳で亡くなった「エリザベス女王」が9位となった。また、2022年は、北京オリンピックが開催されたこともあり、多くのスポーツ選手が検索されていた。
「スポーツ選手」ランキングでは、北京オリンピックのスノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した「平野歩夢」氏が1位に。多くのファンに惜しまれながら競技より引退をした「羽生結弦」氏が2位にランクイン。
そのほか、「ネイサン チェン」氏、「坂本花織」氏、「鍵山優真」氏など、日本でのフィギュアスケート人気を裏付けるような名前が多く並んだ。
意味を調べる「○○とは」、「○○方法」ランキング
意味を調べる時に使われる「〇〇とは」では、1位の「統一教会 とは」や2位の「国葬 とは」がランクインする一方、「プロパガンダ とは」「NATO とは」など、2月より続くウクライナ情勢にまつわる検索も並んだ。
「方法」ランキングでは、442年ぶりに皆既月食と天王星食が同時に起こる珍しい天体ショーを写真に収めようと「月を綺麗に撮る 方法」が3位となったほか、今年活動休止を発表したBTSのコンサートを見ようと多くの人が「BTS 釜山コンサート 視聴 方法」を検索した様子が伺えた。
映画ランキング
「映画」ランキングでは、新海誠監督の最新映画「すずめの戸締まり」が1位、2位には Adoが歌う劇中歌とともに大ヒットとなった「ONE PIECE FILM RED」がランクイン。
また、1986年のトム クルーズ主演で大ヒットした「トップガン」の続編「トップガン マーヴェリック」が4位となったほか、第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞したことにより検索数が上昇した濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が9位となった。
ドラマ、アニメランキング
「ドラマ」では、人気漫画原作の「ミステリと言う勿れ」が1位に、韓国の「梨泰院クラス」のリメイクドラマである「六本木クラス」が2位となった。
「アニメ」ランキングでは、次の「歌詞」ランキングでも3位にランクインした「KICK BACK」を主題歌とする「チェンソーマン」、大人だけでなく子供達の間でも人気となった「SPY×FAMILY」が上位にランクインした。
歌詞、メイクランキング
「歌詞」と一緒に検索されたキーワードのランキングでは、「映画」ランキングでも2位にランクインした「ONE PIECE FILM RED」の劇中歌「新時代」、「ウタカタララバイ」、「私は最強」など5曲がランキングを占めた。
「メイク」と一緒に検索されたキーワードのランキングでは、人名以外では「純欲メイク」や「白湯メイク」といった今年のトレンドメイクが多く検索されていた。
※ 除外されたキーワード例:感染者数、陽性者数、発熱外来、休業要請、自粛要請、クラスター、給付金、保健所、参議院選挙、全国旅行支援、県民割、商品券(ただし、自治体が特別に名称を設けた施策は除く)等
関連情報:https://trends.google.com/trends/yis/2022/JP/
構成/Ara
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構成/DIME編集部