4つの大陸を舞台に3つのシリーズで合計18ラウンドが開催予定
ランボルギーニのモータースポーツに特化した部門であるスクアドラ・コルセは、2023年スーパートロフェオ選手権の地域別最終日程を発表した。
ランボルギーニの歴史的となる60周年を迎える2023年は、4つの大陸を舞台に3つのシリーズで合計18のラウンドが繰り広げられる。そして、記念すべき第10回目となるグランドファイナルは、再びイタリアの地で迎えることになる。
ランボルギーニのワンメイク選手権で最も古い歴史を誇るスーパートロフェオ ヨーロッパは、2023年に多数の変更を予定している。中でも注目すべきはACO (Automobile Club de l’Ouest:フランス西部自動車クラブ)の週末開催との初めての併催となる、5月の開幕戦。
続く第2戦から第5戦はお馴染みのSROモータースポーツとの併催で、まずは6月初めにフランスのポール・リカール・サーキットで第2戦を予定している。第3戦は唯一、スーパートロフェオ ヨーロッパの全大会で開催地となっている、由緒あるスパ・フランコルシャンで、スパ24時間の4週間後に開催される。
第4戦は2年ぶりとなるニュルブルクリンク、第5戦は 2016年のグランドファイナルが開催されたバレンシアで、その後イタリアのヴァレルンガで今シーズンの最終戦を迎えることとなる。
大西洋の反対側では、スーパートロフェオ北米の第11回大会が、米国で最も風光明媚なサーキットの一つであるカリフォルニア州のラグナ・セカで5月中旬に開幕する。
その後もIMSAと日程を共にし、6月にニューヨーク州北部のワトキンズ・グレンで第2戦を開催。夏休みを挟んで8月初旬にウィスコンシン州エルクハート・レイクで第3戦を開催した後、第4戦は2013年以来定番の開催地となったバージニア・インターナショナル・レースウェイに舞台を移す。
そして、9月に初開催のインディアナポリス・モーター・スピードウェイで米国内での最終戦を戦った後、各地域シリーズのシーズンフィナーレが開催されるイタリアのヴァレルンガで他の地域と合流する。
3年間の開催中止が続いたスーパートロフェオ アジアは2023年にめでたく復活し、3つの地域選手権の中で最も多様な開催地を巡る。開幕戦は2012年にすべての始まりとなったスーパートロフェオ アジア第1回大会初戦会場であるマレーシアのセパンで開催。6月の第2戦は今回初めて訪れることになる、オーストラリアのアデレードにあるザ・ベンド・モータースポーツ・パーク。
7月に日本の富士スピードウェイで第3戦を開催した後、再び初開催となる韓国・エバーランド・スピードウェイで第4戦を開催する。第5戦は中国・上海、最終戦はヴァレルンガで開催される。
各選手権代表がイタリアのローマ郊外にあるヴァレルンガ・サーキットに集結した後は、11月18日と19日にスーパートロフェオのグランドファイナルが開催されることになっている。ヴァレルンガはこれまでも2013年と2018年の2回グランドファイナルの開催地となっており、同じ場所でグランドファイナルの3回目が開催されるのは今回が初めてとなる。
■スーパートロフェオ ヨーロッパ
第1戦:イモラ(イタリア)、5月5日~7日
第2戦:ポール・リカール/ル・カステレ(フランス)、6月2日~4日
第3戦:スパ・フランコルシャン(ベルギー)、6月29日~7月1日
第4戦:ニュルブルクリンク(ドイツ)、7月28日~30日
第5戦:バレンシア(スペイン)、9月15日~17日
第6戦:ヴァレルンガ(イタリア)、11月16日~17日
■スーパー トロフェオ 北米
第1戦:ラグナ・セカ(カリフォルニア州)、5月12日~14日
第2戦:ワトキンズ・グレン(ニューヨーク州)、6月22日~25日
第3戦:ロード・アメリカ エルクハート・レイク(ウィスコンシン州)、8月4日~6日
第4戦:VIR(バージニア州)、8月25日~27日
第5戦:インディアナポリス(インディアナ州)、9月15日~17日
第6戦:ヴァレルンガ(イタリア)、11月16日~17日
■スーパー トロフェオ アジア
第1戦:セパン(マレーシア)、5月5日~7日
第2戦:ザ・ベンド(オーストラリア)、6月9日~11日
第3戦:富士スピードウェイ(日本)、7月14日~16日
第4戦:エバーランド・スピードウェイ(韓国)、8月18日~20日
第5戦:上海(中国)、9月8日~10日
第6戦:ヴァレルンガ(イタリア)、11月16日~17日
■グランド ファイナル 2023
ヴァレルンガ (イタリア)、11月18日~19日
関連情報:https://www.lamborghini.com/jp-en
構成/土屋嘉久
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