小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

会場にいた9割近くの人が「非接触」を選択!ワールドカップで証明された「クレカタッチ決済」の快進撃

2022.12.25

ワールドカップは、世界中の人々が熱狂する一大イベントだ。そして「キャッシュレス決済の現状」を計り知るための、またとない機会でもある。

たとえば、読者の皆様はこのようなことを考えたことはないだろうか。カタールワールドカップの会場に押し寄せた観客は、どのような手段で飲食物やグッズを購入しているのか。

もちろん、大抵の人はクレジットカードを使っているだろう。が、問題はそのクレカが「タッチ決済対応かそうでないか」である。

結論から書くと、此度のワールドカップは「タッチ決済躍進の大会」でもあった。

9割近くのVISAカード所有者がタッチ決済を選択

ビザ・ワールドワイドが12月8日に発表したプレスリリースの和訳が、PR TIMESでも配信されている。今回はそれを引用しながら話を進めていこう。

「FIFAの公式決済テクノロジーパートナーであるVisa(NYSE: V)は本日、FIFAワールドカップの開幕から12月2日までのグループステージ期間中の全公式会場におけるVisaカードの利用額のデータを公表しました。これによると、カタール2022における消費支出(金額)は、FIFAワールドカップ2018の全期間中の支出総額に迫る勢い(89%)で、FIFAワールドカップ2014期間中の支出総額を現時点で上回っています(192%)。また公式会場内での支払いの88%がタッチ決済となっていることも明らかになりました」

ここで注目すべきは、「また公式会場内での支払いの88%がタッチ決済となっていることも明らかになりました」という部分。

何と、会場内でのVISAカード決済の9割近くが非接触型決済だったのだ。

カードを端末に挿入するのは接触型決済で、国際的に見ればこの方法は旧式になっているということでもある。

日本では、今でもクレカのタッチ決済には対応していない店舗が少なくない。

また、カード自体の「非接触化への更新」も道半ばである。

そのような国から此度のデータを眺めると、まるで異世界を観察しているかのような感覚にすら陥ってしまうのは筆者だけだろうか。

日本は遅れている?

以下のデータは11月20日の開幕から12月2日のグループステージの最終戦までの話だが、こんなものもある。

「タッチ決済の比率が最も高かった会場はアルジャヌーブスタジアム(91%)で、試合別ではポーランド対サウジアラビア戦(96%)でした」

この試合では当然ポーランド人サポーターが押し寄せていたはずだから、それを鑑みればドイツ以東のヨーロッパでも中東でもタッチ決済対応クレカが「当たり前のもの」になっているということだ。

が、それらのデータを挙げて「日本はこの分野では遅れている」と筆者は結論づける気はない。

なぜなら、我々の国でも急速の勢いでタッチ決済が普及している最中だからだ。

急加速する「非接触化」

筆者がビザ・ワールドワイド・ジャパンから直接入手した資料の一部を、以下に挙げたい。

2021年7~9月と2022年7~9月の比較として、「タッチ決済取引件数」というものがある。

それによると、コンビニでは約2.3倍以上、ドラッグストアでは約3.9倍以上、飲食店では約2.9倍以上、スーパーマーケットでは約2.1倍以上、そして公共交通機関では約5.3倍以上の増加を見せているという。

実感としても、「クレカのタッチ決済対応店舗が増えた」と思う人は少なくないだろう。

クレカだけでなく、VISAブランドのデビットカードでも非接触化が進んでいる。

タッチ決済は少額の支払いであれば暗証番号の入力は必要なく、さらに「カードの劣化を防げる」という利点もある。

筆者は先日、「のっぺらぼうのPayPayカードが届いた」という内容の記事を配信した。これは表面にナンバーが印刷されていないもので、それを調べるにはサイトにログインしてSMS認証を経なければならない。

セキュリティー上、そうした面倒臭さが加わってしまったのだが、その代わりとして以前のYahoo!カードにはなかったタッチ決済が実装されたのだ。

今後はこのようなカードが主流になるだろう。同時に、店舗側は一刻も早くタッチ決済に対応せざるを得ない状況になっている。

2023年も快進撃継続か

それに加味して、公共交通機関でのタッチ決済クレカ対応が目覚ましい。私鉄や地方のバス会社を中心に、VISAタッチ決済導入に向けた実証実験が広く行われるようになった。

これはもちろん、「コロナ明け」のインバウンド需要を狙う意図もある。が、我々日本在住者にとっても「決済手段の共通化」を実現させることができ、生活の利便性改善につながるはずだ。

この「タッチ決済快進撃」は、2023年も衰えることなく続くだろう。

【参考】
FIFAワールドカップカタール2022消費支出額が過去2大会の合計をすでに上回る勢い-PR TIMES

取材・文/澤田真一


@DIME公式通販人気ランキング


@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2022年12月15日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「7色に光る!LEDメモボード」、特集は「2022ヒット商品BEST100」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。