冷凍保存時の食品劣化を抑制、約1か月後もおいしさを守る「うまもり保存」
パナソニックは、「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫の新製品として、「NR-F659WPX」「NR-F609WPX」「NR-F559WPX」の3機種を2023年3月上旬に発売する。
いずれも、業務用レベルの急速冷凍でおいしさをキープできる「はやうま」冷凍を搭載し、冷凍室を真ん中に配置した「WPXタイプ」の新製品。冷凍保存時の食品劣化を抑制し、約1か月後もおいしさを守る「うまもり保存」や、IoT連携により停電時の保冷を長続きさせる「停電そなえモード」を新搭載した点が特徴だ。
「うまもり保存」は、冷凍室上段ケースに搭載した専用の「うまもりカバー」で、冷凍室の開け閉めなどによる温度変化から食品を守るというもので、保存袋開封後の冷凍食品や、ホームフリージングした食材もおいしく保存することできる。
「停電そなえモード」は、アプリで暴風/暴風雪警報を受信すると自動で予冷運転を開始するというもので、停電の際も約5時間保冷が続くので、ムダな食品廃棄を防げる。
さらに、IoT連携によりクラウド上のAIが生活パターンを分析学習して霜取り運転を最適化し、無駄な消費電力を削減する「AIクーリング」も新搭載。庫内の温度変化を抑えるので、冷凍品質の低下も防ぐことができる。
「NR-F659WPX」の定格内容積は650L(冷蔵室335L/製氷室24L/クーリングアシストルーム33L/冷凍室123L/野菜室135L)。外形寸法は幅750×奥行745×高さ1828mm、質量は120kg。
「NR-F609WPX」の定格内容積は600L(冷蔵室312L/製氷室19L/クーリングアシストルーム31L/冷凍室113L/野菜室125L)。外形寸法は幅685×奥行745×高さ1828mm、質量は116kg。
「NR-F559WPX」の定格内容積は550L(冷蔵室285L/製氷室18L/クーリングアシストルーム29L/冷凍室103L/野菜室115L)。外形寸法は幅685×奥行699×高さ1828mm、質量は110kg。
いずれも価格はオープン。予想実勢価格は「NR-F659WPX」が44万円前後、「NR-F609WPX」が42万円前後、「NR-F559WPX」が40万円前後。3機種ともにカラーはミスティスチールグレー(フロスト加工)とオニキスミラー(ミラー加工)の2色を用意する。
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https://panasonic.jp/reizo/
構成/立原尚子