冷凍炒飯は各社のオリジナリティーが見えておもしろい。シンプルisベストな炒飯から一度は食べてみたいオンリーワンまで選択肢の多さを楽しめるジャンルだ。
絶対王者はニチレイの『本格炒め炒飯』だ。2001年の発売以降、2021年には冷凍炒飯の年間売り上げでギネス世界記録に登録されるなど、もはや冷凍炒飯の代名詞。しかし各社ともその牙城を崩すべく次々と新商品を送り込んでいる。その筆頭が味の素冷凍食品の『ザ★チャーハン』だろう。1袋600gの大ボリュームと焦がしにんにくの効いたガツンとくる味が男性を中心に支持を集めている。日清食品冷凍の『冷凍 日清カップヌードル 炒飯』シリーズは『カップヌードル』の味を炒飯で再現しており、熱狂的ファンが多い。
こうした背景があるためか、冷凍炒飯全体のクオリティーの進化も目覚ましい。冷凍炒飯のお米が「べちょべちょ」しているイメージは今や昔。現在では各社ともに独自技術を用いることで、炒飯特有の「パラパラ感」を電子レンジ調理でも再現。これは見事としか言いようがない。
第1位 ニチレイ『本格炒め炒飯』
450g オープン価格(実勢価格約321円)
2015年に30億円を投資した新製法を導入
250℃以上の高温熱風をご飯に吹き付けてパラパラに炒める、特許製法技術「三段階炒め製法」。高火力によりプロが作る本格炒飯の食感を再現した。
■100g当たり213kcal
旨さのワケ!
米は北海道の1等米、具材は自社製焼き豚を使用。材料選びにもとことんこだわっている。
「三段階炒め製法」は2021年に「新・三段階炒め製法」にパワーアップ。炒め方を改良し、パラっと感と香ばしさをさらにアップさせた。
〈MINE’s Review〉味の濃さ、具材のバランス、パラパラ感。すべてが高水準で非の打ちどころがない。まさにシンプルにして究極の炒飯。
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