ほとんどの冷凍食品は電子レンジで調理できるが、餃子はフライパンが主流。手間はかかるが、パリパリ食感は代えがたい魅力だ。手抜き感が軽減されるのもいい。
各店のプライベートブランドを除き、長らく味の素冷凍食品と大阪王将が2大ブランドとして親しまれている印象が強かった冷凍餃子。どちらも中火で約5分焼けばパリパリの羽根つき餃子が完成し、その際、水と油はもちろん、大阪王将はフタも不要。火加減さえ間違わなければ、確実においしい餃子を食べることができる企業努力は、他の追随を許さなかった印象だ。
だがこの2大勢力に異変が生じている。昨年より韓国最大の食品メーカーの韓国食品ブランド、bibigoが、韓国餃子「マンドゥ」を日本で販売。スーパーでも頻繁に見かけるようになっているのだ。豆腐や韓国春雨が入った独自の味わいはじわじわと人気を博し、水マンドゥ(水餃子)も存在感を見せている。今回上位に優劣はなく、ほとんど好みによる評価になったが、2大勢力に割って入ったbibigoは大健闘と言えそうだ。今後も注目していきたい。
第1位 味の素冷凍食品『ギョーザ』
12個入り オープン価格(実勢価格約213円)
50回以上の改良を重ね国民的冷凍餃子に君臨
1972年の発売以来、毎日食べても飽きない餃子を追求している。現在まで50回以上の改良を実施し、昨年秋には豚肉を1.5倍に増量。温度・時間の検証などを何度も繰り返し、ジューシー感にこだわった。
■1個当たり38kcal
旨さのワケ!
食感が大切なキャベツは季節に合わせて旬の産地から仕入れ、豚肉は繊維を壊さないよう、独自の方法でミンチしている。
皮には加熱をすると適度な水分で蒸し上げる〝羽根の素〟が仕込まれている。水分が蒸発すると羽根の素が餃子の底にとどまり、キツネ色の羽根へと変化。
〈MINE’s Review〉子供から大人まで愛されるおいしさを追求しているという、味のバランス感覚が絶妙。誰でも簡単にパリパリの羽根が作れます!
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