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応募総数22万3768票から選ばれた「今年の漢字」TOP20を振り返る

2022.12.15

公益財団法人 日本漢字能力検定協会は、毎年年末に今年の世相を表す漢字一字とその理由を全国から募集。最も応募数の多かった漢字を京都の清水寺の森清範貫主の揮毫により発表、奉納の儀式を行っている。

今年も11月1日から12月5日までの期間に募集した結果、22万3768票の応募があり、「戦」が1万804票(4.83パーセント)を集めて2001年以来2度目の第1位になった。

1位:戦(セン/いくさ・たたかう・おののく・そよぐ)

意味:
1.たたかう。たたかい。(ア)いくさ。「戦争」「戦闘」(イ)試合。競争。「舌戦」「熱戦」
2.おそれおののく。ふるえる。そよぐ。「戦慄(センリツ)」
((公財)日本漢字能力検定協会発行『漢検 漢字辞典 第二版』・ウェブサイト「漢字ペディア」より)

2022年「今年の漢字」トップ20

ロシアによるウクライナ侵攻や安倍元首相銃撃事件、急激な円安や物価高の影響など多くの人に不安を与えた出来事により、1位「戦」、2位「安」に多くの票が集まり、上位もそれに関連する「高」、「争」、「命」、「悲」などの漢字が並んだ。

過去2年と比較するとコロナ禍を象徴する漢字は減少し、「楽」、「幸」、「旅」など明るさを感じさせる漢字もランクインした。終息は見えないものの全国旅行支援も10月から開始されるなど、さまざまな制限が緩和されて旅行やイベントを楽しみ始める様子がうかがえる。

1位:「戦(セン/いくさ・たたかう・おののく・そよぐ)」/1万804票(4.83パーセント)
2位:「安(アン/やすい・やすんじる・いずくんぞ)」/1万616票(4.74パーセント)
3位:「楽(ガク・ラク・ゴウ・ギョウ/たのしい・たのしむ・かなでる・このむ)」/7999票(3.57パーセント)
4位:「高(コウ/たかい・たか・たかまる・たかめる)」/3779票(1.69パーセント)
5位:「争(ソウ/あらそう・いさめる)」/3661票(164パーセント)
6位:「命(メイ・ミョウ/いのち・おおせ・みこと)」/3512票(1.57パーセント)
7位:「悲(ヒ/かなしい・かなしむ)」/3465票(1.55パーセント)
8位:「新(シン/あたらしい・あらた・にい・さら)」/3070票(1.37パーセント)
9位:「変(ヘン/かわる・かえる)」/3026票(1.35パーセント)
10位:「和(ワ・オ・カ/やわらぐ・やわらげる・なごむ・なごやか・なぐ・あえる)」/2751票(1.23パーセント)
11位:「円(エン/まるい・まどか・つぶらか・まろやか)」/2739票(1.22パーセント)
12位:「幸(コウ/さいわい・さち・しあわせ・みゆき)」/2410票(1.08パーセント)
13位:「勝(ショウ/かつ・まさる・すぐれる・たえる)」/2394票(1.07パーセント)
14位:「平(ヘイ・ビョウ・ヒョウ/たいら・ひら)」/2275票(1.02パーセント)
15位:「壺(コ/つぼ)」/2262票(1.01パーセント)
16位:「二(二・ジ/ふた・ふたつ)」/2236票(1.00パーセント)
17位:「金(キン・コン/かね・かな・こがね)」/2021票(0.90パーセント)
18位:「乱(ラン・ロン/みだれる・みだす・みだりに)」/1969票(0.88パーセント)
19位:「死(シ/しぬ)」/1923票(0.86パーセント)
20位:「旅(リョ・ロ/たび・いくさ)」/1787票(0.80パーセント)

過去の「今年の漢字」と選定理由

1995年:「震」
阪神・淡路大震災やオウム真理教事件、金融機関の破綻などに「震えた」年。
1996年:「食」
O157食中毒事件や狂牛病の発生、税金と福祉を「食いもの」にした汚職事件の多発。
1997年:「倒」
金融機関など経営破たんの続出。サッカー日本代表が並み居る強豪を倒してFIFAワールドカップ初出場決定。
1998年:「毒」
和歌山のカレー毒物混入事件や猛毒ダイオキシン、環境ホルモンなどが社会問題になった。
1999年:「末」
東海村の臨界事故や警察の不祥事など信じられない事件が続発して「世も末」と言われた。
2000年:「金」
シドニーオリンピックでの日本人選手の金メダル獲得や南北朝鮮統一の実現に向けた“金・金”首脳会談など。
2001年:「戦」
米国同時多発テロ事件で世界情勢が一変。対テロ戦争や炭疽菌との戦い、世界的な不況との戦いなど。
2002年:「帰」
日本経済がバブル前の水準に「帰り」、昔の歌がリバイバルされて大ヒット。北朝鮮に拉致された5人が24年ぶりに帰国。
2003年:「虎」
阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝。「虎の尾を踏む」ようなイラク派遣問題などもあった。
2004年:「災」
台風や地震などの記録的な天災やイラクでの人質殺害や子どもの殺人事件など人災が多発。
2005年:「愛」
紀宮様のご成婚や「愛・地球博」の開催など。各界で「アイちゃん」の愛称の女性が活躍した。
2006年:「命」
悠仁様のご誕生に日本中が祝福ムードに包まれた一方、いじめによる子どもの自殺など痛ましい事件が多発。
2007年:「偽」
身近な食品から政界、スポーツ選手にまで次々と「偽」が発覚した。
2008年:「変」
日米の政界に起こった変化や世界的な金融情勢の変動、食の安全性に対する意識の変化などさまざまな変化を感じた年。
2009年:「新」
政権が交代して新内閣が発足し、アメリカでも新大統領が就任した。裁判員制度やエコポイント制度などの新しい制度も始まった。
2010年:「暑」
猛暑日の連続で熱中症にかかる人が続出。地球温暖化の警鐘を感じた。
2011年:「絆」
東日本大震災など大規模災害の体験から身近な人との絆の大切さを再確認した年。
2012年:「金」
金環日食など天文現象の当たり年。ロンドンオリンピックで日本史上最多のメダル獲得など数多くの金字塔が打ち立てられた年。
2013年:「輪」
2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催決定や富士山の世界文化遺産登録など日本中が輪になって歓喜に沸いた年。
2014年:「税」
消費税率が17年ぶりに引き上げられ、「税」について考えさせられた年。
2015年:「安」
戦後70年の節目の年に、安全保障関連法案の採決を巡って国論が二分した。
2016年:「金」
リオオリンピックの日本人選手の「金メダルラッシュ」と4年後の東京オリンピックへの期待が高まった年。
2017年:「北」
「北」朝鮮ミサイルの「北」海道沖落下や九州「北」部豪雨などの災害から平和と安全の尊さを実感した年。
2018年:「災」
北海道・大阪・島根での地震や西日本豪雨など日本各地で起きた大規模自然「災」害により、多くの人が被「災」した年。
2019年:「令」
新元号「令」和に新たな時代の希望を感じた一年。法「令」改正、法「令」順守、警報発「令」としても使われた年。
2020年:「密」
新型コロナウイルス感染症が日本を含めた世界的に流行。日々の活動が制約され、「密」という漢字一字を意識し続けた年。
2021年:「金」
コロナ禍で開催された東京オリンピックでの日本人選手最多「金」メダル獲得により、世の中が明るく照らされた年。

「今年の漢字」揮毫について

・揮毫者:清水寺 森 清範 貫主 (きよみずでら もり せいはん かんす)
・筆:牛耳兼毫筆(ぎゅうじけんごうふで)
広島県熊野産。毛…白天尾(しろあまお)長さ11.5cm、直径4.5cm、軸…長さ26cm(一番太いところの直径は約5.5cm)
・墨:奈良県産
・紙:京都府産。黒谷和紙(くろたにわし)(縦150×横130cm)
2019年に25回目の発表を記念し、京都府の伝統工芸である黒谷和紙を使用。京都府染織・工芸課の紹介により、黒谷和紙協同組合の職人の指導の下、将来、職人を目指す京都伝統工芸大学校の学生たちが手漉き(てすき)したもの。「黒谷和紙」は、京都府綾部市黒谷町・八代町とその周辺地域で作られた紙。黒谷は、およそ800年前から住民が紙に携わる、紙漉きの里として栄えてきた。良質な楮(こうぞ)を原材料として、職人により「手漉き」で1枚ずつ丁寧に作られる。黒谷和紙は、丈夫で強く長持ちするのが特長で、大正時代には政府から日本一強い紙として認められ、昨今では建築素材としても注目されている。

12月22日から「漢字ミュージアム」で2022年の大書「戦」を展示

京都・祇園にある漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)では、1階正面に最新の「今年の漢字」の大書を展示。2022年12月22日からは、2022年「今年の漢字」第1位の「戦」を1階正面に展示する。

https://www.kanken.or.jp/kanji2022/

構成/KUMU

2022年「今年の漢字」第1位「戦」
主催・写真提供:(公財)日本漢字能力検定協会


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