2022年10月施行の「産後パパ育休」などを背景に、パパの“赤ちゃん育児”参画が進んでいる。育児が初めてならより不安が大きいかもしれないが、テクノロジーの力を活用することで、利便性や気持ちの面から楽になるはずだ。そこで今回は、乳幼児や幼児の育児に役立ちそうな最先端の「ベビーテック」を3つ紹介する。
1.ベビーカメラ「CuboAi(キューボエーアイ)」
台湾発のベビーカメラ「CuboAi」は、その名の通り、AI技術を駆使して赤ちゃんを見守ってくれる。
その見守る対象は、「安全・睡眠・思い出」。他のベビーカメラとは少し異なる特徴的な機能に、「寝返り・顔覆われ防止アラート」「睡眠分析機能」「自動フォトキャプチャ機能」がある。
CuboAiのマーケティング担当者は次のように解説する。
「寝返り・顔覆われ防止アラートは、赤ちゃんのベッド上での動作、姿勢、顔まわりの状況に基づいて、寝返りを打ったり、口や鼻が覆われている可能性を感知すると、すぐにアプリでお知らせし、危険を防ぎます。
睡眠分析機能を利用すると、赤ちゃんの睡眠状況を把握できます。睡眠分析は毎日自動的に更新され、『赤ちゃんの睡眠の質の向上と寝かしつけにとても役立った』と購入後のアンケートで評価されています。
自動フォトキャプチャは、赤ちゃんの普段しない動作・表情を目撃したとしても、カメラを構える間にその瞬間を逃してしまう保護者の代わりに、赤ちゃんの大きな動きを感知し、自動的に写真を撮る機能です。そのほか、見逃し配信のような感覚で18時間録画機能で録画された動画を巻き戻すと、思いがけず赤ちゃんの奇跡的瞬間を発見できた保護者の方もかなりいらっしゃいます」
●開発背景
本ベビーカメラの開発背景について、担当者は次のように話す。
「新生児の保護者は、特に赤ちゃんの安全を重視します。生後2ヶ月頃になると、赤ちゃんの睡眠時間が短くなり、寝かしつけがむずかしくなります。さらに、安全と睡眠に悩んでいる保護者にとって、思い出を記録することは最優先事項ではないため、新生児期の貴重な瞬間を逃しがちです。以上のような保護者の悩みに焦点を当てて、CuboAiは赤ちゃんの安全、睡眠、そして思い出作りを重視し、AI技術を駆使して、独自の機能を幾多も開発しました」
●パパへのメッセージ
最近、赤ちゃんのお世話をする機会が増えたパパも多いと考えられる。そんなパパたちに向けたメッセージをもらった。
「CuboAiのスマートベビーモニターは最大8台の端末との連動が可能なため、家族シェア機能を通して、例えば仕事で家にいないパパも、スマホで育児の現場に参加することができます。リアルタイムで赤ちゃんの様子を確認することができるので、泣き声アラート機能で赤ちゃんが泣いていることに気づいたら、スマホから遠隔で子守唄を流したり、赤ちゃんに話しかけたりすることもできます。言ってみれば、パパやママのどちらかがその場にいなくても、その場で育児をしているをアシストすることができ、負担を軽減することができるということです。
機能満載のCuboAiを通して、リモートで育児に参加し、CuboAiアプリを使いこなす達成感と家族との絆を同時に味わうことができます」
ただ見守るだけでなく、安全や睡眠分析、記録を残してくれるというのは新しく、また今ドキのパパママにはぴったりといえそうだ。