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米国で品薄になるほど大人気!フォードの新型「ブロンコ」に試乗してわかった驚きの最新技術

2022.12.04

SUVの人気で、さまざまなブランドで過去のSUVを復活させているが、近年オフローダーにとって最も話題となった車がフォードの「ブロンコ」だ。2017年のデトロイドオートショーで復活することが発表され、2020年に発売予定となっていた。しかし、新型コロナウィルスの影響で延期され、2021年生産が開始されたが、予約しても1年待ちになるほど。現在でもまだなかなか手に入らないほど人気の車となっている。

初代ブロンコを彷彿させる新型「ブロンコ」

オフローダーにとって、四角いボディーに丸形ライトは憧れである。そして、そのカタチはジープのラングラーを思い浮かべる人が多いが、過去フォードも小型のオフロード車を生産しており、それが四角いボディーで丸形ライトの初代ブロンコである。

この初代ブロンコは、ジープのCJモデル(ラングラーのルーツとなるモデル)の対抗車としてつくられた本格的なオフロード仕様の車。しかし、時代の流れで生産終了となってしまったが、その後も根強く人気。そして、そのブロンコが復活するということになり話題となった。

新型のブロンコは、ラングラーほど角ばってはないが、初代ブロンコを彷彿させる四角いボディーに丸形ライト。リアゲートには野生の馬(ブロンコ)のエンブレムがつき、高級感もあるオフロード車に生まれ変わった。

試乗してわかる!オフロード走行を重視した最新技術

ラングラーと同様グレードの違いがあり、またカスタマイズすることでよりオフロード向きにできるブロンコ。筆者も最近オフロード走行に片足を突っ込んでいるが、1年ほどオフロードを走ってみて感じたのは「運転技術よりも車のポテンシャルが重要」ということ。

今回、LAのオートショーでフォードのブランコを試乗したが、まず感じたのは最新技術を取り入れていること。

筆者はラングラーの2ドアJLを乗っているが、グレードがスポーツということもあり、機能はシンプル。グレードの高いルビコンなどはボタンで2WDから4WDに簡単に変えられるが、筆者の車はレバーで手動で動かさなくてはならず、それが硬くなかなか動かない。

新型のブロンコは、2WDから4WDに簡単に変えられるボタンはもちろん、GOAT mode (goes over any type of terrain)のダイヤルでマッド、砂、スリップ、ロックなどさまざまな地形走行に合わせてダイヤルで簡単に対応できるようになっている。

また、モニターの上にオフロード用の「Hero Switches button」があり、デフロック、トレイルターンアシストなどオフロードの状況によってボタン一つでさまざまな機能が使えるようになっている。

また、360ビューカメラでは前後左右のビューはもちろん、タイヤにカメラが付いているため、オフロード走行時に足元をモニターで確認しながら走ることが可能となっている。

しかし、オフロードを走るメンバーにはマニュアル車を好む人も多く、「最新機能」がオフローダーに受け入れられるかはどうかは定かではない。しかし、私のようなにわかオフローダーにはこの機能はとても魅力的だと感じた。

オプションも充実!カスタマイズ甲斐がある車

オフロード仕様のブロンコのほかに、シティーユース向きの「ブロンコスポーツ」も発売された。

しかし、こちらはオフロード車感がなく、やはり人気はオフロード仕様の「ブロンコ」だとか。試乗したときスタッフに「まだ手に入りにくいのか」と聞くと、カラーやグレードにより異なるが、やはりまだ1年前後待ちだという。

日本のフォードは撤退したため、現在のところ並行輸入でしか手に入れることができない車だが、2ドア使用のモノはホイールベースも短く、道が狭い日本でも人気が出そうだ。

しかし、日本はこの最新オフロード機能が使えるような道は少なく、オーバースペックと感じるが、ラングラーとともにブロンコファンも日本に多いため、ある程度需要はあるように思える。

ラングラーにはSportやRubiconなどのグレードがあるが、ブランコには現在Base、Big Bend、Black Diamond、Outer banks、Badlands、Wildtrak、Everglades、Raptorと8グレードあり、2023年には1966年のオリジナルスタイルにより近い2トーンカラーのレトロな「Heritage」と「Heritage Limited」の2つのグレードも登場予定。ますます目が離せない。

文/舟津カナ

編集/inox.

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