DIME MAGAZINE
エム・ティ・アイは、同社のオリジナルブランド「NUARL(ヌアール)」から、LDAC対応の完全ワイヤレスイヤホン「NUARL NEXT 1 EARBUDS (LDAC Edition)」を12月9日に発売する。価格は29,700円。カラーはブラックエボニーとホワイトイグレットの2色を用意する。
ドライバー振動板の素材にNUARLでは初となるLCPを採用
「NUARL NEXT 1 EARBUDS」は、Hi-Res再生対応の新型ドライバー、LDAC対応、ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング、マルチポイント、AI通話ノイズキャンセリングなど最新世代のテクノロジーに加え、独自のピュアダイレクトイコライザーを使用した自分だけの音が楽しめる機能をも有した完全ワイヤレスイヤホン。
ドライバー振動板の素材には、NUARLでは初のLCP(液晶ポリマーフィルム)を採用し、Hi-Res Wireless認証に適合する40KHzまでの広帯域再生を実現しながらも素材固有の鳴きを抑え、よりピュアなサウンドの再現を可能とした。
また、イヤホンの筐体をドライバーと物理的に一体化することで、コンプレッションドライバー化した新たなコンセプトの第2世代モジュール構造「M2 NUARL DRIVER」を採用。
振動版の面積に対し音道の面積を小さくすることで小振幅でも高い音圧を実現。物理的な音響設計が困難な小型の完全ワイヤレスイヤホンでも、ノイズキャンセリング中の音楽再生に与える影響を最小限に抑えられるだけの高いエネルギー効率を達成することで、PDEによるイコライジングを加えても破綻しない高い再生能力が得られるという。
初期プリセットを経由しない音質調整が可能なピュアダイレクトイコライザーを搭載
さらに、初期状態のプリセットを経由しないピュアな音質調整が行なえるピュアダイレクトイコライザー(PDE)を搭載。専用アプリ「NUARL Connect」を使うことで、100億通り以上の組み合わせのなかから5種類の音色チューニングを作成し、切り替えることができるほか、NUARL独自のサウンドチューニングも2種類から選ぶことができる。
加えて、フィードフォワード＆フィードバックを組み合わせたハイブリッドアクティブノイズキャンセリングや、イヤホンのタッチ操作でシンプルに起動可能な外音取り込み機能も搭載。「NUARL Connect」アプリを使用することで、モードの切り替えやノイズキャンセリングの強度調整、取り込み音量の調整が可能だ。
そのほか、アルゴリズムの開発からICの設計／製造まで一貫して提供できる世界で唯一の会社であるintelliGO社のAIVC AI通話ノイズキャンセリングも採用。低遅延でゲームを楽しめる「ゲーミングモード」も搭載し、2台の接続機器で同時待受が可能なマルチポイント接続にも対応する。
Bluetoothのバージョンは5.3で、コーデックはLDAC、AAC、SBCをサポート。連続再生時間はイヤホン単体で最大7.5時間、充電ケースとの併用で最大20時間。防水性能はIPX4相当。外形寸法はイヤホンがW26×H16×D24mm、充電ケースがW72×H30×D47mm。質量はイヤホンが約5g（片耳）、充電ケースが約40g。充電ケース、充電用ケーブル、イヤーループのほか、新型の抗菌シリコン・イヤピース「Block Ear+7」4サイズ(S／MS／M／L)も付属する。
構成／立原尚子
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