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ネットスーパーと何が違う?注文して15分で食品が届く「Qコマース」急増の背景

2022.11.29

都市部を中心に「Qコマース」と呼ばれる新時代のサービスが拡大してきている。注文から15~30分ほどで、生鮮食品、日用品、生活雑貨などスーパーマーケットで購入できるような商品を自宅まで宅配してくれるサービスだ。端的に言ってしまうと“フードデリバリーサービスのスーパーマーケット版”もしくは“爆速になったネットスーパー”という表現になるだろうか。具体的にQコマースとはどのようなサービスなのか、大手プラットフォームを比較しながらその利便性を探っていきたい。

速さのヒミツは“ダークストア”

そもそも「Qコマース」の“Q”はクイック(quick=速さ)のQである。ECもしくはeコマースと呼ばれる今では私たちにとってなじみ深い、インターネットを用いた商取引の「速さ」に特化したサービスとして、欧米を中心にここ数年盛り上がりを見せていた。

その言葉の意味するところから扱うジャンルに制約はないのだが、いま日本で拡大しているQコマースサービスは冒頭でも触れたように生鮮食品や日用品などの宅配が主流となっている。

というのも、いま日本におけるQコマース大手二社である「Yahoo!マート by ASKUL(以下、Yahoo!マート)」と「OniGO」がこれら商品に力を入れているからである。

大手二社の特徴を比較しながら見ていきたい。

(※)出典:「ダークストア通じたQコマース、「ヤフー×出前館」と「オニゴー×ウーバー」で攻勢【EC NOW】

対象エリアや配達料など細かい違いはあるが、どちらのサービスも売りである速さに関しては10~15分と、ネットスーパーとは比べ物にならないスピードを提供していることが窺える。また、商品の価格も地元スーパーと同じか、もしかしたら安い金額での購入可能なのだ。

なぜ、これほどまでに速さと安さの提供が可能になっているのか。

実はこれら商品は、既存のスーパーなどの実店舗と提携をして配送しているわけではなく「ダークストア」と呼ばれる配送専門の店舗、いわば物流倉庫から配送されているのだ。それによりスーパーの立地条件では適さない場所でも店舗を運営することが可能となっている。つまり、店舗運営コストを抑えることができ、それが商品価格に反映されているという仕組みだ。

そこに自社配送システムが加わり、ピック時間も短縮できるため配送時間の速さに還元されている。また、両サービスとも、既存のフードデリバリーサービスと連携することにより、ユーザーの利便性をはるかに向上させた。利用者は出前館やUber Eatsでフードを注文する方法と同じ方法でQコマースを利用できるようになっている。まさに“フードデリバリーサービスのスーパーマーケット版”という感覚だ。

「ネットスーパー」とは何が違う?

Qコマースの台頭に危機感を感じているのがネットスーパーだ。

大手のスーパーマーケットは自社で運営するECサイトにて販売、配送するサービスを確立しているが、多くが翌日配送、もしくは朝に注文し夕方に配送されるレベルでの当日配送である。即日配送ではあって即時配送の域には達していない。各種ネットスーパーも「2時間以内」など、配送時間の短縮に力を入れはじめているので今後に期待といったところだろう。

ただ、ネットスーパーは楽天と提携する西友やAmazonと提携するライフなど、また違った側面でのメリットがある。こういった面を無視して単なる速さや安さだけで優劣をつけるのは早計だ。

いまトレンドになっている“タイパ志向”を考えれば時間効率のいいQコマースが若者を中心に拡大していくのに想像に難くない。どうやら最新トレンドとして押さえておいた方が良さそうだ。

取材・文/峯 亮佑


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