PCやタブレット、イヤホンやウエアラブル製品など、デジタルデバイスを多数展開するファーウェイ。2022年11月18日に、スマートウォッチの新製品「HUAWEI WATCH GT 3 SE」が発売されました。
HUAWEI WATCH GT 3 SEは、2022年7月に発売された「HUAWEI WATCH GT 3 Pro(ハイエンドモデル)」の廉価モデルという位置づけで、ファーウェイ公式ストアでの販売価格は2万7280円。スマートウォッチ製品としては比較的手を出しやすい価格になっており、スマートウォッチ初心者や、より安価なスマートバンドを使用していたといった人におすすめの製品となっています。
ファーウェイのスマートウォッチシリーズには、ビジネスシーンに適した「WATCH GTシリーズ」、カジュアルシーンに最適な「WATCH FITシリーズ」、健康管理機能に特化した「Bandシリーズ」といったラインアップが用意されています。今回ご紹介するHUAWEI WATCH GT 3 SEは、ビジネスユースを想定したシリーズではあるものの、廉価モデルという特徴を生かし、プライベートシーンにも着用しやすいデザインを採用した製品となっており、ファーウェイは「カジュアルビジネスモデル」と位置づけています。
では、HUAWEI WATCH GT 3 SEを実際に試しながら、装着感や機能について詳しく紹介していきましょう。
1.43インチの大型ディスプレイ搭載ながら35.6gの軽量ボディが魅力
HUAWEI WATCH GT 3 SEのディスプレイは1.43インチ。スマートウォッチとしては比較的大きな画面を採用しており、時刻や通知の視認性は抜群。常時点灯機能も搭載されているため、一般的な腕時計のように、サッと時間を確認するのも快適です。本体デザインも、通常の腕時計に近くなっているので、カジュアル、フォーマル問わず着けやすい印象です。
大型ディスプレイを採用していながら、本体質量は35.6g(ベルト除く)と軽量なのも特徴。「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」に比較すると、32.5%も軽量化を実現。長時間着用していても疲れにくくなっています。本体の厚みも11mmとかなり薄型なので、邪魔になりにくいのも魅力的でした。ベルトは柔らかいシリコン素材となっており、汗をかいても蒸れにくいため、就寝中やワークアウト時も快適です。
本体側面にはボタン式のリューズと、ショートカットボタンがそれぞれ配置されています。リューズは回転するように設計されていますが、画面のスクロールといった操作には対応していないので、あくまでボタンの1つ程度に捉えておくと良いでしょう。
本体は5ATMの防水機能を搭載しており、雨や汗での故障の心配がほぼないのはもちろん、水泳中に着用してもOK。本体カラーは「ワイルドネスグリーン」と「グラファイトブラック」の2色展開となります。