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説明の上手な人がやっている相手を思い通りの結論に導く「一人フリ&ツッコミ」

2023.01.24

「上手な説明には「コツ」があります」26万人超の登録者を擁するビジネス系YouTuberのハック大学 ぺそ氏は言います。
説明が下手な人は、なぜ、同じ失敗を何度も繰り返すのか? それは、根本的な「考え方」「思考」に欠陥を抱えているからで、「ちょっとしたテクニック」を身に付けて、上手に使い分けられるようになれば、誰だって説明力はぐっと上がるそうです。外資系金融機関に勤める現役ビジネスパーソンである同氏がビジネスの最前線で出会った「説明が上手い人」がどんな話し方をしているのかを観察し、導き出した著書『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』から「説明下手な人の特徴」を一部抜粋・再構成してお届けします。

ハック大学ぺそ著/アスコム
『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』

相手を誘導したい場合に有効な伝え方は

[×]「ゼロ金利の時代ですからいくら銀行に預けても利子はつきません。」

説明の内容は正しいが、ただ事実を述べているだけなので引っかかりがなく話が流れてしまう。

[○]「ゼロ金利の時代ですからいくら銀行に預けても利子はつかないと言いますよね?でも、実際に利子がいくらついているか通帳を自分の目で確認したことがある人って案外多くないのではないでしょうか?」

同じ内容の説明なのに、自分で振って自分で答えることで、後の説明への注意を促すことができる。

相手を思い通りの結論に導く「一人フリ&ツッコミ」

 わざとツッコませるテクニックとはいっても、そんなに都合よく、相手が自分の誘導に乗ってくれるのか、不安に思う方もいるかもしれません。

 あるいは、ツッコミどころをせっかくしかけておいたのに、場合によってはスルーされてしまうことだってありえます。

 そんなときのために、自分だけで完結できるテクニックも併せて身に付けておくといいでしょう。つまり、自分で振って自分で答える、いわゆる「一人ツッコミ」とでも呼ぶべき言い回しです。

 相手のリアクションが薄いとき、相手の注意を促したいとき、そしてわざとツッコませようとしたのに失敗してしまった際のリカバリーテクニックとして、こちらも考えてみましょう。

■少し言い回しを変えるだけで注目が得られる

 たとえば、「A=B」という内容を説明したいとします。

 その際、単に内容面だけを満たせばよいなら、「AはBです」と述べれば必要十分となります。

 しかし実際は、状況に応じて、こんな言い回し方、さばき方もできるとは思いませんか?

「AはBだとよく言われています」
「AはBだとする説が一般的です」
「AはBだと言われて疑う人は多くありません」

 少し、持って回ったような言い方です。これをさらに発展させます。

「AはBだとよく言うじゃないですか。それって、本当なんでしょうか?」
「AはBだとする説は一般的ですが、最近疑問を唱える人も出てきたんです」
「AはBだと言われて疑う人は多くありません。でも、はっきり因果関係を証明できるデータを見たことはありますか? 意外と少ないのでは?」

 こういう言い方をされると、淡々と、あるいはダラダラと説明されるよりも興味がわき、頭に入りやすくなります。そして、後段の部分、たとえば「それって本当なんでしょうか?」を、その後で自分が展開する説明のイントロ、フリにしておくとうまくつながります。

「A=B」が常識であればあるほど、その流れで「ん? 確かに、本当なのかと問われれば、本当なのかと思ってしまうなあ」などと誘導されてしまうからです。

■ツッコミ失敗のフォロー用としても

 こうした言い回しは、わざとツッコませるテクニックが「不発」に終わった場合のフォローとしても活用できます。

「A→B→C→D→E」であるべきが、わざとDを飛ばして説明したのに誰もツッコんでくれない場合。グラフが1年だけ大きく下がっているのに誰も指摘しない場合、せっかくその後の展開をしっかり準備して待っているのに、きっかけがなくなかなか先に進めません。

 実はこういう局面は少なくありません。相手の注意が別の所に向いていることもあれば、気軽に突っ込めるような雰囲気や関係ではない場合もあります。黙って聞いているタイプの人もいます。

 そういう際は、「一人ツッコミ」に移行します。

「ところで先ほどの流れ、『A→B→C→E』ですが……これって少しおかしいと思いませんか?」「もうお気づきかもしれませんが、このグラフ、よく見るとこの1年だけトレンドに反してへこんでいるように見えますよね? なぜなんでしょうか?」

 こんな風に展開し、少し時間を置いて反応を待ちます。「言われてみれば確かに!」ということもあれば「そうそう、気になってたよ」というケースもあるでしょう。そこで相手の関心を高めてから、準備した説明に進むと挽回できるのです。

☆ ☆ ☆

自らのビジネスへの向き合い方を再検証し、気づきとともに、正しいテクニックを学べば格段に身に付きやすくなるはず。筆者がビジネスの現場で「説明が上手い人」から学び、実際に試して確実に役に立つことを証明できたスキルだけを厳選した『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』。ぜひ「考え方」と「テクニック」の両方を学んで、ビジネスの荒波を乗り越える力を身に付けてほしい。

ハック大学ぺそ
ビジネス系YouTuber、1988年生まれ。主にYouTubeチャンネル「ハック大学」を通じて、仕事術、キャリア戦略などビジネスに役立つ情報を発信。チャンネル登録者数は25万人を超える。チャンネルにアップされた動画のなかでも、説明に関する動画は人気のコンテンツ。専業YouTuberではなく、普段は外資系金融機関に勤める現役のビジネスパーソンで、年収は約2000万円。著書に『行動が結果を変える ハック大学式最強の仕事術』(ソシム)、『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』(アスコム)がある。


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