DIME MAGAZINE
地元のロッテリアバルで1人ちょい飲みしてみた
現在ロッテリアは全国300店舗以上展開しており、ロッテリアバル開始当初の対象店舗はそのうち13店舗のみ。たまたま筆者の地元近くの駅ビル店舗が対象になっていたので、試しに平日の夕方に足を運んでみた。
一般的なビジネスマンの終業よりも早い時間だったおかげか店内はお客さんも少なく、「レモンサワー」と伝えたところ店員さんがレジ打ちに少し戸惑っていたのが印象的だった。いくらちょい飲みといっても平日のこんな時間から飲みに来る人は少ないのかもしれない。
店内は座席ごとに感染症対策のためのアクリルボードが設置してあり、席と席の間もファストフード店にしては離れているように感じた。
注文したメニューは「レモンサワー（350ml）」「チキンからあげっと（3本入り）」「国産りんごのアップルパイ」の3点。合計で税込741円だ。
レモンサワーはロッテリアバルのポスターを見る限りグラスに入っているのかと思っていた。缶1本とプラスチックのコップを提供されるので、自分でつぐスタイルだった。
レモンサワーに氷がない点は残念だが、女性1人で飲みに来た身としては缶のままの提供よりはありがたい。
商品はアサヒの樽ハイ倶楽部シリーズから出ている「居酒屋で超人気レモンサワー」。アルコール分7％だ。
このプラコップも、お祭りの屋台のような背徳感があってなかなか良い。
ロッテリアバルのメニューは現在のところノンアルコールビールを含む4種類だけだが、今後の動向次第では増える可能性もあるかもしれない。個人的には安くて旨い系のワインや、ソフトドリンクメニューにあるコーラを使ったカクテルなんかあったら良いと思う。
チキンからあげっとはチキンナゲットとからあげの合いの子のような食べ物で、おつまみには丁度よいボリュームだ。「しょっぱい」＆アップルパイの「甘い」のループでお酒が進む。
ちょい飲み需要を狙うなら、チーズやナッツなど少しヘルシーなサイドメニューなんかも出てくれると女性客も増えそうだ。
滞在時間はものの15分ほど。居酒屋と違いセルフの気軽さがあり、1人飲みにはぴったりだと感じた。
仕事帰りに1杯引っ掛けて帰るには丁度良い手軽さだろう。ちょっとだけ飲みたい気分だけど1人で居酒屋やバーに入るほどではない、という人にもおすすめだ。
ロッテリアバルはちょい飲みの新しい選択肢
ファストフードといえばモーニングやランチのイメージが強いが、アルコールが飲めるようになったことで今後は「ちょっとした夕食」として利用する人も増えるだろう。
個人的には大勢で飲むためではなく、1人で入ってサッと飲んで食べて帰るのがおすすめだ。ファストフード店ということで学生さんやファミリーも少なくないだろうし、マナーには注意したい。
コスパも悪くないので、ちょい飲みスポットの選択肢に加えてみてはいかがだろうか。
※記事内の情報は全て2022年11月の執筆時のものです
※来店の際は提示されている新型コロナウィルス感染防止対策に従って行動してください
文／黒岩ヨシコ
編集／inox.
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