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説明の上手な人が知識をインプットした後にやっていること

2022.11.30

「上手な説明には「コツ」があります」26万人超の登録者を擁するビジネス系YouTuberのハック大学 ぺそ氏は言います。
説明が下手な人は、なぜ、同じ失敗を何度も繰り返すのか? それは、根本的な「考え方」「思考」に欠陥を抱えているからで、「ちょっとしたテクニック」を身に付けて、上手に使い分けられるようになれば、誰だって説明力はぐっと上がるそうです。外資系金融機関に勤める現役ビジネスパーソンである同氏がビジネスの最前線で出会った「説明が上手い人」がどんな話し方をし
ているのかを観察し、導き出した著書『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』から「説明下手な人の特徴」を一部抜粋・再構成してお届けします。

ハック大学ぺそ著/アスコム
『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』

[特徴4]「説明の技術」を熱心に学ぶけれど実践しない

 世の中には「知識豊富」な人がいます。ビジネス書を読み漁あさり、やたらノウハウに詳しい。YouTubeの視聴者も同じです。動画をくまなくチェックして、全て暗記するくらい覚えて、しっかり「お勉強」している。

 でも、彼らが実際に学んだことを実行できているかというと、なぜか実行は伴わず理論だけで満足してしまっている。そういう人は意外と多いものです。

 本書でも、他の『説明力』本でも、いろいろなテクニックが紹介されています。ただし説明力は、知っているテクニックの数に比例して伸びるとは限りません。

 勉強熱心な人ほど数を増やすことに一生懸命になるのですが、テクニックは適切なタイミングで使えてこそ効果を発揮します。そして、不適切な使い方をすれば、〝説明下手の残念な人〟とみなされることになりかねません。

 どのテクニックを、どんな順で使うべきなのかは、やはり「相手」と「目的」から導かれます。

 多くの方は、「結局、結論から話すんですか? 話さないんですか? そこだけ早く教えてください!」と聞きたがります。気持ちはわかります。私たちが社会に出るまでの教育課程ではペーパーテストで実力を測られる機会が多かったため、「何かしらの答え」みたいなものがあった方が安心できるものです。

 ですが、残念なことに、社会で求められる答えは、ケースバイケースとしかいいようがありません。つまり、個々のケースをどう捉え、戦略を立てるかこそが、説明力アップのカギなのです。

■説明力は知識をインプットするだけでは伸びない

 テクニックは、トランプのカードやゲームの呪文のようなものです。たくさんそろっていれば確かに有利なのですが、使うべきタイミング、もっとも確率が高い場面で使ってこそ効果を発揮するのであって、使うべきでない状況で使えば、せっかくテクニックを学んでいるのに、かえって「下手な説明だ」という印象を与えかねません。

 テクニックばかり知っていて戦略がない人は、同時に、インプットばかりしていて、アウトプットが足りない傾向があります。

 テクニックを知るという行為は、インプットそのもの。つまり「お勉強」です。

 インプットが大切なのは言うまでもありません。これから本書で紹介するテクニックは、どれも確実に知っておいて損はないもの、応用範囲の広いものばかりを選んでいます。知らないテクニックはもちろん、何となく知っていたけれど意識化できていなかったテクニックも、繰り返し学び、再確認していただくことをおすすめします。

 ただ、インプットだけでは不完全ということも、本格的な内容に入っていく前に、よく覚えておいていただきたいのです。典型例を挙げておきましょう。

 本書を最初から最後まで読み、「とても参考になった」と思っていただけたなら、著者としてはうれしい限りです。

 とはいえ、多くの読者は、読み終わった本を閉じたらそのままです。

 インプットを得ただけで十分満足し、本から得られるものは全て得たと思い、次の本やコンテンツへと向かいます。動画コンテンツの場合は、本以上にその傾向があるかもしれません。

 これは、インプットだけして、アウトプットがゼロの状態です。そのままでは、残念ですが実際に説明力が上がることはほとんどないでしょう。

■実践を繰り返してこそ、説明力が身に付く

 私が「はじめに」でご説明した、就職活動で説明力向上のきっかけを得られた象徴的な理由は、とにかく就職するしかないという「背水の陣」の状況で、インプットとアウトプットをセットで行っていたからだと思います。面接選考の結果が出ないから学ぶ→学んだらすぐに次の面接で試す→試した結果を受けて修正・アレンジをする→新たな学びを得る。こうした、「学び」→「練習」→「フィードバック」の回転が、就活のまっただ中だったからこそ、半ば強制的にできたわけです。

 同時に、学んだテクニックをどこで使うべきなのか、不適切な場面はどこかについても、練習を重ねれば重ねるほど上手くなります。いきなりパーフェクトになれはしなくとも、打率は確実に上がります。合否結果がすぐにわかる面接は、インプットした上で速やかにアウトプットの回数を稼ぐのに、ベストな環境だったのです。

 インプットもアウトプットも、行うかどうかは自分の意思にかかっています。

 しかし、インプットしかしていない人は、他人の目には改善しているように見えません。いくら説明の仕方を学んでも、他人を相手にして、「実際の説明」をしてみて初めて、「最近、あいつがんばってるな」「彼は工夫してるな」という評価を得られるわけです。必ず、インプットした内容は、他人に向けてアウトプットしましょう。

 少しお説教めいてしまいますが、説明力が評価されていない人の中には、なるべく目立たないように、指示されたことだけしている、いわば「作業者マインド」に陥っているパターンが多く見られます。これはとてももったいないことです。

 もっとできることがあり、無限の可能性を秘めているのに、アウトプットを避け、怖がっていることで正しい評価が得られないのですから。説明テクニックは、アウトプットしなければ身に付かない。このことを胸に、本書を読み進めてください。

自らのビジネスへの向き合い方を再検証し、気づきとともに、正しいテクニックを学べば格段に身に付きやすくなるはず。筆者がビジネスの現場で「説明が上手い人」から学び、実際に試して確実に役に立つことを証明できたスキルだけを厳選した『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』。ぜひ「考え方」と「テクニック」の両方を学んで、ビジネスの荒波を乗り越える力を身に付けてほしい。

<関連記事>
特徴1 「相手が聞きたいこと」を考えず「自分が伝えたいこと」だけ話す
特徴2 毎回同じ人にダメ出しされているのに「攻略法」を考えない
特徴3 自分が理解し切れていないことを説明しようとする

ハック大学ぺそ
ビジネス系YouTuber、1988年生まれ。主にYouTubeチャンネル「ハック大学」を通じて、仕事術、キャリア戦略などビジネスに役立つ情報を発信。チャンネル登録者数は25万人を超える。チャンネルにアップされた動画のなかでも、説明に関する動画は人気のコンテンツ。専業YouTuberではなく、普段は外資系金融機関に勤める現役のビジネスパーソンで、年収は約2000万円。著書に『行動が結果を変える ハック大学式最強の仕事術』(ソシム)、『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』(アスコム)がある。


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