行ってみたい紅葉スポットランキング、3位上高地、2位黒部渓谷、1位は？

2022.11.18

秋と言えば「紅葉」の季節。高尾山や、清水の舞台として知られる清水寺など、日本各地には絶景紅葉スポットがたくさん存在する。では、どの紅葉スポットが人気なのだろうか。

ボイスノートは、会員780人を対象に全国の紅葉スポットに関するアンケートを実施。全30か所の中から、行ってみたい紅葉スポットを選んでもらった結果をランキング形式で発表した。

上位3エリアは選定理由＆見頃解説付き

栄えある第1位に輝いたのは、清水寺であった。京都府京都市にある清水寺は、「清水の舞台」として名高い寺院だ。京都の中でも人気の観光地であるため、国内だけでなく海外からの観光客も数多く訪れている。

清水寺における紅葉の見頃は11月下旬～12月上旬。清水の舞台と錦雲渓の両方を眺めることができる奥の院は、絶好の撮影スポットだ。夜間にはライトアップも行っており、また違った清水寺の姿を楽しむことができる。

アンケートでは、「周辺の観光スポットもほんとに別格の綺麗さなので京都全体的に楽しめる」「観光も兼ねて行けるし京都の古風な感じと紅葉のマッチを見てみたい」という声が寄せられていた。修学旅行で清水寺に訪れたことがあるという人も多く、中には思い出を懐かしむ声も。

第2位に選ばれたのは黒部峡谷。黒部峡谷は富山県黒部市の黒部川中流から上流にある峡谷だ。日本三大渓谷の1つといわれており、日本の秘境100選にも選ばれている。

黒部峡谷の醍醐味といえば、大自然の中を駆け抜けるトロッコ列車だろう。宇奈月駅から欅平駅まで全長20.1kmを、片道約1時間20分で結ぶ。トロッコ列車の車窓から眺める景色はまさに絶景そのもの。

赤や黄色に染まる木々と川のエメラルドグリーンのコントラストが楽しめる人気スポットだ。

アンケートでは、「紅葉のみならず、黒4ダムから見下ろす豪快な景色を見てみたい」「黒部ダム周辺の山々が織りなす紅葉を是非見てみたい。ダム、紅葉、山々の自然を満喫したい。」など、紅葉とダムを見たいという声が多く寄せられていた。そんな黒部峡谷の紅葉は10月下旬～11月中旬が見頃。

第3位は上高地という結果に。上高地は、長野県松本市にそびえる標高約1,500mの山岳景勝地だ。中部山岳国立公園の一部で、国の文化財にも指定されている。

上高地の紅葉は10月上旬頃から色づき始め、10月中旬～下旬に見頃を迎える。上高地には大正池、河童橋、明神池などの紅葉スポットがいくつかあり、それぞれ違った絶景を楽しめるのが魅力。

アンケートでは、「紅葉だけでなく、美しい川と森を一緒に見てみたい」「車もいけない自然環境で紅葉ときれいな空気といろんな秋を堪能したい」といった声が多く寄せられていた。

また、毎年10月8日には上高地の恒例行事である「穂髙神社奥宮例大祭（明神池お船祭り）」を開催している。

穂髙神社奥宮例大祭は山の安全を神に感謝する祭りで、平安装束を着た神官らが船に乗って明神池を周遊する。雅楽の調べの中で繰り広げられる光景は、まさに平安絵巻のよう。

調査概要
調査期間：2022年9月29日～10月4日
調査機関：ボイスノートマガジン（自社調査）
集計対象：全国の男女
有効回答者：780人
調査方法：インターネット調査

構成／Ara